2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

何が変わったか?

拍手の数と皮膚に触れる数 今年どれだけの拍手をしただろうか? 忘年会だけであるというならそんな寂しい話はない。今年どれだけの握手をしただろうか? 握手という慣習がなじんでいない日本であっても、ゼロでは悲しい。駄目ということではなく、摩擦がない…

中途半端専門家の台頭

中途半端専門家の特徴は以下。 ・実際の専門性より専門家としてのプライドの方が先行している。 ・専門=知識の集積と考えている。 ・同じ専門家で世界No1が誰かを知らない。 ・自分の専門内容を小学生に説明できない。 ・専門は総合に勝ると思っている。 ・…

変化

ある日、よくわからないことが突然起こる。マスコミはその「事件」をえさに国民を釘付けにしようとする。賛否両論悲喜こもごも。総じて年老いた人たちは「何なんだ!」と否定的。伝統は、歴史はどこへと。若い人たちは「いいんじゃない」と肯定的。変化の時…

派遣とパートの復讐

「パート依存中毒」 パート依存経済構造になっている雇用構造。女性は結婚や出産などの理由ですぐやめるからという男側からの都合で企業階段から排除されていた女性が、結婚して出産してそして帰ってきている。なにか復讐のような気がする。従業員満足度とい…

「国家の品格」

本書には論理の限界を示しているくだりがある。しかし、別の角度から見ると、論理で得たものは、外から見えるようになったことが大きいのだ。論理が物事を解決するなんてありえないことは分かっている。長いスパンで考えてみると、論理がこんなに普及するま…

小さな政府

小さな政府になることは、現象としては民に任せられる行政サービスは民に任せていくということ。しかしそれはあくまで賢い消費者を前提にした話でしかない。日本の消費者はホントに賢いのか?そこにおごりはないのか?世界一厳しい眼を持つと言われるがそれ…

KFF

企業の事業におけるKSFならぬKFFというのがある。Key Factor for Failureである。しかしKSFと異なるのはそれはすべて人間の心理状態を表すということである。そしてそれは3つしかないそうだ。①保守(=保身)②思い上がり③自己満足。そしてすべてこの心理の底…

海外戦略とローエンド戦略

日本企業の行う海外戦略はなぜ営業拠点を増やすことだけなのか?来年任天堂が出す「ニンテンドー・レボリューション」はまさにローエンド戦略そのもの。注目の製品。Xbox360やプレステ3はすでに突き抜けてしまっている。

ランディ教授

ランディ、今日またあんたが授業で言ったことを会社で目撃した。「インセンティブはドラッグだ」と。 友人Kも言っているがこれは本質だな。 もらえば心が頼る。もう効果がないのにまた頼る。そして何かに頼れば、という心が残る。課題は解決されていないが・…

上下左右の法則

リーダーシップは左右の広さを前提とし、マネジメントは上下の高さを前提とする。上と下という階層が語られすぎればリーダーシップはチームワークという言葉に置き換えられつづける。リーダーシップは左右、つまり多様性を前提とした話でしかないのである。

勝者の代償

便利でスピーディーを追い求めれば、それは完璧さへの追求を伴う。それはすなわち不完全さへの耐性の喪失であり、弱さの獲得へ道でしかない。その追求がシステムや制度に向かっているうちはいいが、人に向き始めたとき、1対1の関係において「うまく」折り合…

専門性という大罪

ソウル大学の黄教授の論文捏造疑惑事件。全くお互いの専門分野がわからないもの同士の世界では、専門性の大罪が起こる。専門は部分最適のわなに陥る最も簡単な方法。

結婚しないという選択

30代前半男性の未婚率42.9%。30代前半女性の未婚率26.6%。 保守的に見ても、男性は5人に2人が未婚。女性は4人に1人が未婚。 男性は、1人はめんどくさいと。1人はなるべくしてそういう状態。そして最後の1人は一度結婚したけど未婚に戻ったという状態。女性…

叱るということは分が悪い

今時の子供は、生まれたときからプライドを尊重されている。だんだんにプライドを培っていくわけじゃない。だから、しかられたりすると、とんでもない侮辱をうけたと憤慨する。自分のためをしかってくれたんだ、というふうには頭が回らない。自分のために叱…

ナマスカール(こんにちわ)

消費ができる年収9万ルピー(日本円23万円)以上の「中間層」が2001年で人口の25%。つまり約2.5億人。そしてそれが2009年には48%になると見込まれている。つまり1億人以上のの市場が生まれてくると。サリーを洗える洗濯機。ベジタリアンに配慮して肉を入れ…

主語は述語の所有格である。

つまりは自分の行動に対してオーナーシップが必要だということ。述語だけを言って主語がない会話は時間の無駄であるということ。

知識社会のKFS

知識社会が進展すればするほど、人一人に求められる専門性が必要になる。だが、専門性はあくまで全体の中の一つにすぎないため、誰と組んで、全体をつくるか、ということ、どれだけよいチームを組めるかが知識労働社会のKFSになる。

藍は青よ出でて青より青し

中国・長虹電器 チェコに液晶テレビ工場。年間百万台。中国国内だけではなく、海外市場でも中国企業と対峙しなければならない兆候が顕著にでてきている。 「明日を読む力」というまたわけのわからない日本語訳にされてしまっているが、企業経営にインパクト…

チョイワルオヤジの温床

30代前後の女性を扱える同年代の男性の減少。それは30代前後の未婚女性の増加に見て取れる。そして派遣業界の伸張に伴う女性の更なる職場年齢の延長、それに伴うオヤジと30前後の女性の接点の広がり。他にあるのは嫁さんを喜ばせるとかいうが・・・どうなん…

「SAYURI」

「ゲイシャ」のお話。サムライ、ゲイシャ次は何の映画なのだろう。とても「現代の日本」のアイデンティティーを象徴してはいないが、外から見れば十分な日本人のアイデンティティ。それとも、サムライの映画がうまくいったから、ゲイシャという流れだけなの…

子供にGPS

ICタグは人間でなく、人間が持っているもの。すごい落とし穴。残念!

派遣業界

が企業の格付けを行うことができる。そして企業に一番うまく派遣を使う方法を知っているはずだが。そのノウハウはどこに行くのか? 人にあこがれるということから生じるパワー。

分野をもつというのは境界があるということ

ルールをいじり始めた人が新しいルールを作っている。解決できない問題がパラダイム・シフトを引き起こす。

「ザ・キャッシュ・マシーン」

循環を俯瞰する力ってホントに大切。会社にいるほとんどの人がこれができない。しかし、できないのはどうしようもない理由がある。人は環境にその思考を制約されるという性。TOC営業バージョンの企業小説。すんなり理解はできるが、資源(特に人)を手配する…

焼け野原。 あったものがすべてなくなった。 あったものを取り返す。 なくなったなかでものは尊い。 ものは何かを得た実感。

上と下の役割

「プライオリティーは上から、アイデアは現場から」(S.バルマー) そして、アイデアを出す環境は上から、アイデアを上から出しているだけだと枯渇リスクが高まる。だって上のほうが人が少ない。