2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「PARIS」

パリは一度しかいったことがない。だから私にとってパリは明らかに日常ではない。映画で描かれているのは、何も突飛な事が起こらないパリの日常生活。日常とは、恐らく、既に手にしてしまった世界。故に手放す時にその存在に気づく。だからこそ、手放す前に…

「2008年報道写真展」

日本橋三越本店で行われている報道写真展で今年を振り返る。今年も世界はあまりにも様々なイベントがあって、自分の好奇心に休息を与えてくれない感じだった。印象的なのは、スポーツ選手の雄叫び写真。今年は北京オリンピックを全く見ることができなかった…

「景気が悪い」って一言で言うとどういうこと?

景気を経済現象で表現すると・・・ キャッシュの流れる量が少なくなり、かつスピードが極めて遅くなること(決して止まりはしない)。地球上にある全体のキャッシュ量は変わらなくても、「流れる量」は大幅に減少して、個人や組織や政府の中にキャッシュがよ…

『「日本の経営」を創る』(日本経済新聞社)

「本当の日本の経営」の理論化を模索する三枝氏と伊丹氏の対談。トヨタのような特殊性ではなく、再現性ある日本流の経営のモデルいわば王道を探す試みと読める。テーマは図太い。グローバル展開に挑む時の日本の経営はどうなるのか?この部分の模索は無かっ…

構造的な問題と循環的な問題

「社長と会長での30年間の過去の経験が役に立たない」とスズキの鈴木会長に言わしめるほどの今の経済環境。現役の経営者たちにとっては、「いつか見た風景」ではないことは確かなのかもしれない。つまり循環的な問題ではない気配がする。 今回の景気悪化の局…

すぐそこにいる台湾勢

日本企業による液晶テレビの台湾企業への生産委託が増えている。固定費削減が動機だろうけど、本質的には、生産品質について、一部台湾勢は日本勢の真後ろではなく、横ならびの状態まで来ているということ。日本勢があとどれだけ間、高価格帯、といっていら…

14兆ドルのGDP

日本でも5兆ドル。米国のプレゼンス、そう簡単に凋落していくようには思われない。理由はなんとなくでしかないのだが。これまでの、特にここ8年間のアメリカの立ち回りがもたらした「感情」がアメリカの凋落論にバイアスをかけて加速しているような気もしな…

Q&Aセッションの反省

受けた時の質問の意図は何かをしっかりと受け止めることなく応対した。失敗。 韓国の大手スーパー「ロッテマート」1号店が18日、ホーチミン市7区ナムサイゴン地区にオープンした。投資額は7500万米ドル(約66億円)。食品・日用品・化粧品・家電・衣類など約…

面白い言葉「間主観」

「間主観」 自分の主観を疑い、相手の主観を尊重する、ということ。習慣的に行うのは難しいので、一日だけでもトライすることに意義があるようにも感じる。 3者共倒れ? 世界の石油消費のうち自動車が使うのは、46%。 そしてビッグスリーの現状。 これが電…

今年の業務終了

こんな時こそ立ち止まって自分の価値について振り返る時。 自分の価値が表れる時は、 事象を全く別の角度や視点から見る時 高い位置から事象全体を俯瞰する時 事象を一回ばらして再び組み立てる時 複雑な事象を簡略化し、構造化する時 事象という事実ではな…

CSR

CSRは事業性と社会性のバランスの間で成り立つ、と言われる。が、社会性が入る分、事業性は少し長期で観てもらえる、と思ったら大間違い。結局、事業性が社会性を内包していることが必要なのであって、事業性に無理矢理社会性をひっつけることではない。そん…

長期投資

多分、投資が難しいこと以上に、「長期でやる」ということの方が難しいのではないか?そんなことを思わせるインタビュー記事が日経夕刊に。 さわかみ投信社長曰く、 ・投資とは「現在の不納得」で行動し、「将来の納得」を得る行為。 ・相場の底値を明確に当…

2009年の「今年の漢字」

2008年ではない。2009年の今年の漢字は『減』ではないのだろうか?来年の第二四半期までは『減』が続くと言われているが・・・。色んなところで色んなモノが減る経済・社会。ちょっと怖い。

2008年の漢字『変』

予想は『落』だったが、結果は第3位。今年は『健』。つまずきながらも決して転けることはなかった体の調子。だから色んなことができる。

シンプルは美しい

今日とある人から教えてもらって実際に実務で使った、大人数のスケジュール調整に使える調整さん (beta)- 簡単みんなのスケジュール調整ツール。手間をかけない。どこか美しいウェブ。

今年もあと4稼働日

今年はあと4稼働日。15日がインド最終報告。そして18日間の長期ログオフへ。

米国型消費

今回の金融危機の発端となったモノ、そして恐らく復活しないでのはないかと言われている「米国型消費」。つまり、「とある固定資産の価格上昇を前提としてレバレッジを効かせた消費」。