2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

去る人

夕方になると会社を去る数人の挨拶がフロア全体で行われた。会社を去る人というのは、何故これほど爽やかであり、やましさのない表情をしているのだろう?それほど会社で働くことが苦痛だったことの現れなのだろうか。それとも新天地への期待からだろうか。…

Safely touched down in Japan

同伴出張。疲れるが、それ以上にこの国のもつ鮮烈さ!庶民ではなく、王様が遊ぶところ?

Emirates Place in Abu Dhabi

アブダビ首長国のEmirates Place(というとにかく宮殿のような雰囲気があり、なぜか門がいくつもあるとにかく馬鹿でかいアブダビ最大のホテル)で何気なくいろいろ人に話しかけてみる。世界最大のSWFのアブダビ投資庁がミーティングをやっていた。もちろん部…

Inflation

今、ドバイのみならず、アラブ首長国にはお金がジャブジャブしている。そこでここで一番の課題になっているのが、インフレだ。2006年度のUAEインフレ率は9.3%であり、2007年は13%以上が見込まれている。現地の実感としては2桁のインフレ局面に入っているこ…

Almost everything is under construction!

90年代半ばに中国の建設ラッシュを見て驚嘆したものだが、ここドバイもまたそれを上回る勢いを感じさせる建設ラッシュだ。中国以上に圧倒させられるのは、一風景に入るクレーンの数かもしれない。圧倒的な物量を見せつけてくれる。世界のお金が本当にあると…

Tap the Middle East Market

今晩から中東、ドバイとアブダビへ出張。異質と出会う旅。 >>> 朝、6時にドバイ国際空港に到着。3月の夜明けは6時30分頃なのでまだ暗い。気温30度。ドバイは人口160万人。その9割が外国人。国籍は180カ国にも上る。おそらくこれほど多様性に満ちた街はな…

Weakest Linkという原則

結局クレームがつくのは、また競合との差がつくのは、会社の中の最も遅れた部分であることが多い。

寿司の上にあるもの

新橋で寿司。どうやら自分にとっては、寿司以外に「ごちそう」という物が見あたらないような気がしてきた。育ちが規定しているのかもしれないが、これは実はまずい。寿司の上に何かがあることを知らないだけということの現れ。そして寿司が自分の限界を規定…

2%の日本語経済圏

日本の国際交流基金によれば、全世界の日本語学習人口は約300万人。世界各国の日本語学校を対象に調査したそうだ。韓国91万1000人は全体の30.6%。ついで、中国68万4000人、オーストラリア36万6000人。よって、日本人+すでに日本語を話せて、今は学校では勉…

ハッとした記事

自ら学び、成長する力と教えられることの限界、という秋池玲子氏 「物事を自分なりに考える前に質問するのが当たり前になってしまい、言葉で教えられることでしか学べない人が増えていくことの懸念だ」。あらゆる分野に、一定以上のレベルに達したい人にしか…

日本のプレゼンスが下がるということは・・・

日本語なくても、ビジネスはやっていける世界が増えるということ。今まで以上にだ。

Corporate Pride

The Economist誌「Why Japan lost the mobile-phone wars」という分析記事。 「俺たちは職人だ、これまでもそれでやって来た」という感覚がもたらす良い事態と悪い事態。主原因の4つは以下。 1)多すぎるプレーヤー 多いことが原因ではなく、むしろ「近すぎ…

やはりボーダーは存在する?

「国際競争をしていない事業は生き残るのが難しい。海外で勝つ力がなければ事業は継続できない」と携帯電話事業撤退を決めた三菱電機社長による撤退の教訓。「日本で勝てば世界で勝てる」という一時期の雰囲気とは対極の教訓。きっとこの当時の教訓には「超…

〜してあげるということ

韓国映画「DAISY Another Version」チョン・ジヒョン主演+韓国映画「愛と、死を見つめて」イ・ウンジュ主演。後者はホスピスという環境設定。人が死への準備をする場所。そして、その準備には2通りある。去る側が何かを残そうとすること。見送る側が去る側…

「アメリカ経済がわかる経済指標の読み方」

超入門者向けのバカ本を感じさせる本題だが、中身はそうではない。このテーマの本がなんでなかったのだろうというぐらいで、しかもカッチリした辞書的に使える本。あくまで、アメリカ経済に問題意識がある人に当てはまることだが。あと数年したら、「インド…

肝は販路

特定国への進出戦略上、最大の課題になるのは、メーカーの場合特に、販路、販路、販路。日本企業は物を作ることには自信があって、あるからこそローカルメーカーと同じようなレベル感の製品は売りたくない。そうすると必然的に高付加価値品という流れになる…

さてさて新しいPJは

完全に未踏領域。まずい。落としどころさえ判らない。フリーフォール状態。だから脳みそが頭の中にある、と持論の師匠。日本企業のグローバリゼーションもこの国にまで。頼りになるのはAsian Englishが通じるということだけ。さてこの国どう攻めるか。3月末…

男が主役では成り立たない映画

中国映画「ジャスミンの花咲く」。体質、つまり恋愛体質というのは三世代も受け継がれる?

商社という競合?

コンサルティングファームと商社が競合する?

本はなぜ今の形になったのか?

今時点での結論は、人間の手が2本だからと何ともおもしろくないもの。ただ、人間が作った物にはおそらく必然性があるという前提に立てば至極自然なもの。「では、人に手がなければ、本はどのような形になったのか?」またまたアホな事に想像がいってしまった…

「専門家」の厳しい定義

「上から数えて10番目までが専門家。あとはただの・・・。」と、90年代以降の世を覆う一億総専門家志向に釘を刺すよう専門家の新定義。つまり自分の右に出る物が10人いたらアウトということ。融通無碍で、とらわれない教養人たれと。でもコンシューマーはプ…