2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

東京出張

今日はところ変わって東京出張。某外資系損保へ。アポの前に1時間だけ時間が空いたので念願の相田みつを美術館へちょっと寄る。 いいねー。び・じゅつ・かん、というのが。 「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」 とタイプしても思うのだが、氏の自筆…

大阪出張

大阪へ某金融機関のヒアリング。 よく考えるとヒアリングというのは楽しい。 質問質問質問。そして相手の哲学が伺える。 情報を増やさない。おかない。おかさない。なるほどね。 そして関西が楽しい。 なんだか、関西に根っこを生やしたい。 そんな気持ちに…

「シーマン語録」

作者の天才的な視点の鋭さに魅了され、買ってしまう。 本質的思考はこういうものなんだといういいお手本。 一つ。 「ゲームの中だけにしてもらいたいね。俺は平和が好きだから」 人が生来的に持っている闘争本能をゲームの中に押し込めていられる人。 (ゲー…

中間報告

中間報告の前は大変。中間報告も大変。そして明日も大変。最近の忙しさはちょっとアドレナリンが出ていないと乗り越えられそうにない。■不満は接していなければ出てこない ものに対する不満とは使っているから感じる。 逆に言うなら使っていなければ感じない…

ちょっと近場の温泉

再建がどう考えても必要と思われるような某グランドホテルに泊まる。 外見グランドホテル、中身民宿的経営。 これからもこういうホテルはまだまだ増える。 だって国内人口が減り、世界と競争をするのだから。

プロジェクトの果実

プロジェクトの果実は2つある。一つはお客向けの果実。二つ目は自社向けの果実。 前者は、短期の課題。後者は、長期の課題。 果実を共有するという後者の考えは、仕組みを作っておかないとどんどん廃れていってしまうように思う。 前者は目先利害の課題だか…

社内ブログというイベント

社内で知見を共有しようと社内ブログを導入する会社がある。 こういったイベントを立ち上げるというのは、社風をはかる、一つの試金石。 最初はバーっとブログを書く人が現れる。 しばらくたつと、散発的になる。 そして、誰も書かなくなる。 毎日、「今日の…

どんなにピアノがうまくても

どんなにピアノがうまくても、沈んでいく船の上では弾きたくない?競争は常に相対的。

今顧客でない人へ

なぜ今、私の顧客でないのか? なぜ今、競合の顧客でもないのか? どうやって、「これ」を買わないで自らを満たしているのか?

実感を失うのはなぜか?

足りないからあると感じるなら、ないほうがいいのか? いまあるものの重要性を感じ取れないことが「実感」を失わせる。 相手は火星人と思うこと 「そんな生物とコミュニケーションするって何なんだろう?」って考える時、そのベースには何の常識もないわけで…

俯瞰=頭上約2mの目玉

俯瞰するというのは、本当に難しい。自分が感情的になっている、と見れるほど冷静でなければならないから。 いろいろなレベル、レイヤーにあるものについて全体的な判断をするには、単なる個別の分析の積み上げだけではダメだということです。積み上げること…

「競争が激しい」を構造化する

漠然と使っている「競争が激しい」とはいったい何なのか? 「そもそも、だからどうするの?」ということのほうが本質的に重要だが、 いま、ホントに競争って激しいの?をちゃんと知るにはやはり根拠が必要。 「競合がいる」から競争が激しい、というのはお門…

外注して失うもの

3ヶ月ほど前、とある分譲マンション業者の事業力評価のため経営層へのヒアリングと現場視察を行った時の話。 この企業の特徴は、用地仕入⇒企画⇒設計⇒施工⇒販売⇒物件管理まで自社で一気通貫して行うという分譲マンション業界では稀な事業モデルを持っているこ…

「選択の自由」 ミルトン・フリードマン氏逝去

94歳。ドラッカー、ガルブレイス、フリードマンと20世紀がどんどん遠くなっていく感じ。 5つにまとめると、 ・ノーベル賞受賞者 ・マネタリスト(シカゴ学派・金融政策≧財政政策)の重鎮 ・著作「選択の自由」 ・徹底した市場主義 ・「小さな政府」(米レー…

背景と原因

「背景」は自分ではどうしようもないこと。 「原因」は自分でなんとかできること。 自分で解決できない現象は原因ではない。 自分で解決できないことは、ただの事実。 自力で解決できないことは原因ではない(とする)。 このようにしておかないと、あとで言…

東京滞在2時間。移動4時間。

不利です。地方は。

儲かるという動機

儲かるという動機で初めた非中核事業の末路 中核事業と極端に違う事業はもつべきでないと考えています。 たとえ、その事業が利益を上げていてもです。 いろんなことがあり過ぎると経営者は“気が散る”んです。

論語

論語を少しずつ読んでいる。 なんとも今に通じる慧眼。 学而第一(十六) 「子曰、不患(人之不己知)。患(不知人)也。」 「人が自分のことに関心を持ってくれないことを心配する必要はない。 自分が人に関心を持っていないことを心配しなさい。」 ジェー…

わかりやすさの氾濫

どんなにわかりやすくても、つまらなければ意味がない。 わかりやすいPPTをどんなに作っても、相手が乗ってないのは何かが欠落しているから。 わかりやすいPPTは、動機づけには不十分。 個人的には、わかりにくいから惹かれるのだ。なんでも。以下、脱帽では…

何気ない臨戦態勢

これほどブログが書けないという状態も珍しい。 どんなに忙しくても必ず書いてきたにもかかわらずだ。 それは、時間管理の甘さでもあり、今後このようなことはないようにしたい。 何を書くとは決めていないが、どんな環境にあっても毎日書く、 すなわち、毎…

中国はスケープゴートかスプートニクか?

ニューヨーク・タイムズ紙でのT.フリードマン氏("The World is flat“の著者)のコラムで、米国上院・下院のコントロールを取り戻した民主党がいよいよ中国に切り込む、という話。そして08年の大統領選挙の争点に影響を与えるのは、中国と。06年はイラクだっ…

バリュー・プロポジション・・・「提供している価値」

① 形のあるそのものではない何か。 ② 形ある何か。 どっちなのか? バリュー・プロポジションは、①類似点、②相違点、③争点の要素に分ける。

命の大切さ

命は繰り返す? 彼らにとって、命はリセット可能な、何回でも繰り返せる、そういう類のものなのか? ならば、「命の大切さ」という言葉そのものが矛盾に映る、少なくとも彼らには。 また、小学生の知的水準で、リアルな命を知る、ということは無理なのではな…

耐えることは、便利によって奪われているか?

並んで待つことへの耐性 習得することに時間がかかることへの耐性 試行錯誤することへの耐性 相手の失敗への耐性 問題が解決されないことへの耐性 動かない人への耐性 やたら買い物を決められない彼女への耐性 時間を掛けて人を判断することへの耐性 遅いネ…

墓場まで持っていけないのはお金だけ?

お金に執着する輩を揶揄して、「お金は墓場まで持っていけない」、 という人がいる。 これは一聞、なるほどと思えても、全く変だということに気付く。 そもそも、墓場まで持っていけないものは、お金だけではない。 今の世にある形あるものはすべてそうだ。 …

無意識

Burning platform 一番重要なことがらではなく、すぐに結果のでそうなことから手を付ける、という原則がある。しかし、このやり方は、きわめて後ろ向きになりがちである。コストという観点で切る、ということが多いから。 本当に大事にするのは、必然か?偶…

本当にグローバル化なのか?

「語る」と賢そうに見えて、「使う」と実は大変という経営用語 経営に関する用語には、語りのための用語が多すぎる。 もっというなら、経営がパワーポイントの上で終わってしまう(錯覚に陥る)。 では、使う言葉とは何なのか? 人同士の間で行われる会話に…

日本一って何の?

道のりを示せ トップが「日本一になる。とか世界一になる。」というけれど 何の領域で?なの? そして、それを象徴するイベント・事件・統計は? さらに、そのイベントを達成するのに必要な資源と道のり(食べ物と地図)はあるのか? これから用意するのか?…

予想がこんなに早く来るとは。。。

中国政府は11月から、銅、アルミニウム、ニッケルなどの資源の輸出にあたって関税を暫定的に引き上げた。高成長が続く中国は国内資源の開発を急いでいるが、より高い利益を狙って資源を輸出に回す業者が後を絶たず、国内需要を満たすため、今回の措置に踏み…

業界=自分というアイデンティティーだからか?

仕事が細分化してしまうと、 仕事=自分というアイデンティティーを持ちづらくなる。 すると、結局やっていることよりも、 属している組織・業界にアイデンティティーを持つ方向に力が働く? その分析もおもしろい。 本書が最重要視する条件とはなんだろうか…