2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

747Vision by Korea

7%成長、一人当たりの国民所得4万ドル、世界7大強国で、「747ビジョン」。強国の解釈はいかようにもできるけど、経済!という向かう方向性は極めて明確。シンプルさ故に力強さも。将来の姿が正しいとか正しくないとかではなく、何にしてもどっちにいくのか…

輸出依存症と円高

日本のGDPの15%(2007年ベース)は輸出から、つまり、ほぼ製造業から生み出されている。そしてこの比率はさらに上昇が見込まれている。一方で、今、1985年プラザ合意以来の「円安」水準にある。世界は別にもう日本の輸出に対して警戒しなくなった。警戒の矛…

自分はごまかせない

韓国映画「彼女を信じないでください」。キム・ハヌル主演。結局自分が苦しくなるということ、自分をごまかしているうちは、というTakeaway。

寄り添う提案書

こういったことができます、はパンフレットの役目。それは一方通行。で、提案書を作成する段階で、プロジェクトの「目的・対象・範囲」の所有格は常に「顧客」であることを少しでも忘れると、自分たちはこういうことをします、という書き方になりがち、つま…

Why Japan keeps failing

というThe Economistの特集。日本のメディアのみならず、英国メディアも没落特集。結局判ったのは、「政治と経済は一体であってこそ本来の姿」ということ。経済は一流、という言葉が今更ながら奇妙に聞こえる。

オーナーシップがないのにこだわりがある、は成り立たない(?)

周囲にはどうも何かにつけて「こだわる人」が多い。これはおそらく、こだわりの裏にある人の持つ精神性、つまりオーナーシップがあるということの現れ。すべてを自らの問題として、テーマとして、プロジェクトとして、とらえる、でなければこだわりなど出て…

Food for thought

The Economistの記事で、食品偽装をはじめとする、企業内の不適切な、時に違法な行動のtip-offsが、派遣社員や契約社員といった企業への忠誠心とは縁遠い(?)存在の増加に伴い、急増している、との話があった。異質な存在が増えることによって透明性を増さ…

アインシュタイン博士

外部の人間と話すことで初めてわかる3つの兆候 学習していない、受け身の仕事をする、組織に同化している(と思われる)働く人に向かって(実際は向かってはいないが)博士曰く、「今までと同じことをして違う結果を期待するものを馬鹿者という」。まだ馬鹿…

長時間労働VS受けるアイデア

長時間働くのはつらいが、受けるアイデアを出すことに比べればなんてことはないと勝手に思っていたが、やはり長時間働くことも、年を重ねるにつけつらいことだと実感しつつある。それでもなお、やはり受けるアイデアを出すということは長時間労働するよりつ…

There could not be any right answer.

「答え知っています」という素振りのコンサルには注意。ただ、こういう素振りをするコンサルを作り出すのは、「答えを期待する」客の方だとも考えられる。 あるわけないやん!そんなもの!と思う。あるのは、こういう風に考えていけば、答えらしいものに近づ…

MECEで「その他」はタブー

経営課題を分けるときに必ず出てくる「その他」。便利だ。なんでも入るから。ただ、「その他」というカテゴリーは思考の逃げ以外の何物でもない(仕事上は)。結局「その他」の前にあるカテゴリーたちの括り方が間違っているのだと思う。「その他」を作らずに…

HD-DVD

HD-DVDが規格競争で負けた模様。パッケージメディアの最後の規格競争なのかもしれない。なぜ負けたのかなんていう後付の理由はいくらでも挙げられる。そしてその負けた理由を次に活かそうとすること自体が、これまた次の「競争の次元」を見誤ることに繋がる…

Materialismへの対抗軸

「日本人の精神と資本主義の倫理」読了。 疑問:職人気質が統合知としての教養の阻害要因になっている?日本の部品がキーパーツの6割を占めるiPod。 では本当に日本の部品がなければiPodはでなかっただろうか? そして、日本の部品があったにも関わらずiPod…

Because of hidden thoughts

韓国映画「ラブストーリー」 同じ金属の塊であっても、「思い」が込められることで別物になる、という設定は東洋の映画・TVでは事欠かない。いい例がペンダントだ。 言わない、言えない 見せない、見えない だから、どちらかが後で気付く、後でわかる、後で…

Valentine’s Day in Bangkok

午前、プレゼンを終える。ひと段落したいところだが、継続しているPJのために市内をうろうろ。街にはバラ一輪を持った女性がやたらと目立つ。そうチョコではなく、バラを渡すバレンタインデー・イン・バンコク。しかも男から。いろんな形で各国に輸入されて…

いろんな人

世の中にはいろんな人がいる、と意識の上は理解していても、「そのいろんな人」とあって衝撃を受ける体験は絶えることがない。そこで再認識するのは、自分の持つ、人との「遭遇経験」の少なさ。つまり、世間に対する視野の狭さである。「あの人は変わってる…

準備完了

明日からバンコクで最終プレゼン。この2週間で体がボロボロ(真面目に・・・)。さて

グローバルにチームアップできる人材の不足

90年代の人事部の先送り債務がデフォルトになってきた、と感じさせる顧客ニーズの打診が偶然か2件続く。話を聞いていて、即戦力求む!というのは、我が社は長期的に人材育成やってきませんでした、という告白にすぎない、のではと。直近の効果の見えない費用…

「友人の言うことに徹底的にしたがってみる」という覚悟

土曜の朝から築地の「天房」という店で、京都から遊びに来ていた友人お勧めの穴子丼を食らう。ふと思えば、「自分の行動や意思決定は自分で決める」という自立した個が「無条件に」称えられ、推奨されるような時代。原則はきっとそれでいいのかもしれない?…

冬らしい

仕組みは単独では機能しない 目的に対して合理的でない仕組み(つまり合目的でない仕組み)をいくら精緻に整えても目的は達成できない。 たとえ社内に1つの仕組みが合目的につくられていても、すでにある合目的でないその他の仕組みが存在するから、全体とし…