2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

タクシードライバーのような

クライアントによって頭を突っ込む業界が異なるコンサルティング。 乗ってくるお客によって行き先が異なるタクシードライバー。 受身という点で共通しているのかも知れない。 ただ、どんな業界も国内を離れた地球市場は常にダイナミクスにあふれる。 そこが…

「シーマン語録2」

シーマンではなく、斉藤氏の視点・視野・視座に触れるべく。特徴的に見られる発想は「ひっくり返す」ということ。そう「ヒマ(暇)」の反対は「マヒ(麻痺)」と。あと、「不可逆性」という属性(つまり、取り返す機会がゼロ!)をもったモノ・コトこそが貴重…

最先端の思考ツール?Mind Manager Pro7

コンサルタントも挙げれば切りがないほどいろんな思考方法を教えられる。マインド・マップのデジタル版を晴れて導入。このツールの肝は「思考が混乱している状態から整理できる状態まで持っていける」ということだ。ノートの方はモバイルできる一方、「作る…

「お客の頭の中のカタツムリの跡」

お客さんが新規事業を考えるときに、「どんな思考を経て考えるか」、つまり「何を検討することから始めて、いつまでに、何を基準にGo or Not Goを判断していくのかという思考の道筋(カタツムリで言うテカテカ光った跡)を早い段階で知ること。そうすれば、…

因果応報

どこかの、誰かの怠慢は、どこかの、だれかにツケで回ってくる。非当事者意識による解決の先送りは、世代を超えて因果応報を繰り返す。ツケをまわされた個人や組織は、「なんで?私たちが?」となるのは自然な感情。ただでさえ、自分の怠慢に自分がツケを払…

マラソンという選択肢か・・・

元職場の奥様達ふたりと午前からお茶。マラソンという選択肢をちょっと調べてみることに。43だ。

今の世だからこそ精神論は大事

「もっとリードしろ もっとパフォーマンスを出せ もっと付加価値にこだわれ もっと失敗しろ もっと自分を出せ 誰にどう思われようと気にするな その相手のことを心底考えていれば」ボスの精神論が久しぶりに爆発 期待と受け止める 徒弟制の色濃く残るこのお…

日本と韓国のスピードの差はどこから来るのか?

海外直接投資残高の日本国内総生産(GDP)に対する割合は現在約3%。 英国の44% 米国の13% 韓国の8% その韓国の次期大統領・李明博氏が外資優遇税制の導入を検討すると。国という大義名分の効果が日本よりも効くこの国のグローバリゼーションへの対応はよ…

考えてからより勉強してから考える

勉強し出だせば、「何を考えていない」のかがわかる 自分で考えることができないということを行動レベルにまで突き詰めると、「自分で勉強できない」ということかもしれない 結果を求めないのは親にしかできないこと(ドラゴン桜) 韓国映画「DAISY」 3人居れ…

忘れたくないことだけを記憶できれば?

韓国映画「私の頭の中の消しゴム〜A Moment to Remember」 人は意識しようとしまいと肉体的な死が来ることは頭の上では知っている。本能的にはその怖さも知っている。 ただ、肉体的な死よりも精神的な死が先に訪れるということの怖さは意識したことさえない…

何を知りたいかをまず規定するのが肝

「情報量が仕事量を規定する」という梅田望夫氏の言葉から考えるに、仕事量を規定するために、情報量を規定する必要があるということ。仕事量は、体力と時間に限界が自ずと規定されているのだから、つまるところ情報量を規定するしかない。知りすぎると事は…

唯一判っている、そして絶対不可欠なリーダーの能力は自己認識力

元HP CEOのCarly Fiorinaの講演を聴く。昔、自分も住んでいたことのあるテキサス州オースティン出身らしい。テーマは「変化」。自分の半生を語るというのは、客観的な自己認識にはいい機会なんだと思う。あるいは、過去の自分だからこそ客観視できるというの…

3ネタ

適訳!いや、適説明。 金余りの状態=「絶対増やさなきゃいけない金を預かっている人が金の貸し先がなくて困っている状態」(詠み人知らず) 今世の中金余りだ、ということはおよそいまのグローバル・マクロの近況を知っている人は知っているが。で?「金余…

自由度が高いということは実は不自由なこと?

「どれを選んでもいいよ」ということは不自由なことだ。 集中しにくいからだ。 大して興味のない、しかも選択肢の多いモノの買い物を、「だれか決めてくれ」と思うこともある。 時間という制約があるからだ。 制約がある、というのは実はありがたいことなの…

○○立国って?

日本の現状あるいは将来を表現する意図として、製造立国、貿易立国、技術立国、輸出立国、金融立国といった言葉が日々メディアからあふれかえっているが、ふと「輸入立国」という言葉がほとんど見当たらない。輸入=買うということ。そもそも、買うというこ…

もろもろ多すぎて

世界トップレベルの何かが育つ場所の2つの共通項:?吸って、?受け入れる。 情報を介した異世代コミュ。モノを介した異世代コミュ。体験を介した異世代コミュ。 すべては「安心」のために 全部やって得られるものは成果ではなく、安心。 捨ててみて得られるの…

メールの宿命

拒否されない。しかし、無視はされているかもしれない。 いつでも送れる。しかし、いつ読んでいるかはわからない。 沢山送れる。しかし、全部伝えられない。 あくまで「補完なもの」ということ。

「ハード主導の社会ですからね」

ちょっと前の日経ビジネスで任天堂・山内相談役が自社を語る。必需品を作っているハードの会社とそうでないソフトの会社。体質の違い。そして、それを説明しろと言われても、と。世の中、ハード主導ですからと。「わからんやろね。」 「あるでしょう、体質の…

2008年の50個

今年は「拡散」できるのか? とにかくばたばたの昨年の反省から、「50 stuff to go for 2009」のうち「東京隠れ家」と「ぽすれん」から着手。2008年はあと48個。タイムマネジメントの高度化が試される年。 あるべき姿を描く能力の低下? 理想を持つことが難…

「今の目的」の上にある目的

問うべきは、今、目的だと思っている、その更に高緯度にある目的は何か、ということ。でなければ、「低位最適」に陥るということ。

「変態の種子」

仕事柄、必然的に国内需要依存型企業との接点が相対的に多い。その中で常套句なっている人口減という事実は、「企業内部(特に経営層の意識内)に埋め込まれた種子」なのではと思う。それも「企業の変態を迫る種子」。「今すぐではないが、いずれやらないと…

心穏やかにすがすがしく?

最近腹の底から理解しつつあること。やりたい事を直接追いかけるのではなく、自分にとって心穏やかにすがすがしく居られる精神環境を追いかける事の方が、実はやりたい事に近づくのが早いということ。やりたい事を探求している間は、満たされていない欲求の…

政争?

某大手繊維メーカーで社内政治に巻き込まれたことが主因で火を噴いたPJが出たと聞く(ただ、PJの成果物は見ていないから、原因は内容そのものかもしれないことを断っておく)。大企業であればあるほど、すべての社内利害関係者を納得させる成果物は作ること…

頑張っているはすべての行動を癒す

頑張るということがすべての戦略を絵に描いた餅にするような気がしてならない。頑張りの後に来るのは自己満足、いや自己欺瞞なのかもしれない。頑張っても頑張らなくても、それでも差がつきうる体制・メカニズムや状況がないかをまず考えること。その上で頑…

スピードを排除する空間

今年は、PJの切りのよさも手伝って、合計10日間で実家に帰ることが出来た。実家は田舎だ。時間の流れが東京とは違う。それはきっと「周辺の音の少なさ」と「高速に動く物体・情報の少なさ」と「環境の明るさ」と相関関係があるのではとふと思う(因果関係で…