2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「効率悪い」という口癖が広まっているけど・・・

生産性とか効率性とかを上げるための王道「無駄を避ける、なくす」というのはともすれば、「無駄が何か」ということころで足踏みしたりする。一つには無駄にも意味がある、という議論があったりする。そこで切り口を変えて「重複を避ける」といった方がそう…

応援してはいけない人

応援してはいけない人。それは応援に報いなかった人ではあく、応援のせいにする人。応援する人は打席には立てない。ただ、応援があったから打てた打席はあったとしても、応援のせいで打てなかった打席があると考えた時、自分の力で打てる打席はひとつもない…

1年×10回≠10年

ZARDこと、酒井泉水さんが永眠。40歳。10年以上前を振り返る時、世の変化、自分の変化は凄まじい。ただ、10年後を見通す時、その変化は予測不能。ただ言えるのは、見通しても振り返っても1年という長さは変化の実感を掴みにくい。10年というのは1年の10回分…

「企業は人」2

人材が変革を生む最大の要素である これに異を唱える人は結構勇気がいる。ただ同時に、(経営者も含め)人材が変革を阻む最大の要素である、ということにもっと注意を向けた方がよいのかも。企業は人、という言葉は「人でどっちにでも転びます」という非常に…

ポイント・エコノミーを考える際のメモ

昨日、アキバにいて問題意識としてあるポイント・エコノミーの今後ってどうなんだろう?アキバの友人にその話題をぶつけてみる。以下、さらっとメモ。 財務会計上はお客さんからの借金。 ポイントを経由した借金。ポイントカードで貯まっているポイントは、…

中期経営計画

中計って意味あるんだろうか、と思っていたところに。御立氏曰く 多くの企業は、「中期計画」という名で3年から5年程度の計画を立案している。ただし実際には、直近の1〜2年を振り返って次年度・次々年度の数値目標を立て、その後は「こうあれば、いいな」と…

グローバル事業ネタ2つ

台湾勢十八番のパターンまた再び 台湾の半導体大手2社(DRAMで世界7位の力晶半導体と同8位の茂徳科技)が2009年をメドに携帯音楽プレーヤー向けに需要が拡大しているNAND型フラッシュメモリー市場(韓国サムスン電子と東芝で世界シェアの約7割を占める)に参…

「経営力」での差?

現場の善意を活かせていない経営力 元産業再生機構の秋池玲子氏が最新の日経ビジネスで曰く、「働く人には大抵、「こうしたらいいのにな」と思っていることがある。しかし、いくら善意があっても、人間は「やった方がいいこと」より、まず「やらなければなら…

静的・動的に捉える

6大金融グループの決算。株主価値至上主義というグローバル(と勝手に定義された)水準ではまだまだというメディアの論調。一方で欠損繰越金で税金を払っていない、低い金利で顧客還元していない金融グループにはさらにその矛先は鋭い様子。死語ながら「外圧…

「企業は人」は本当か?

全く何が課題なのかの事前情報もなく、電機業界関連のメーカーでのヒアリング。こういう時、ひたすら聞く。ただ、聞くということは質問をしなければならない。まず、背景から聞く。要は、我々を呼んだ訳を。経営課題は複雑化する一方だが、その場で簡易的で…

初・電子マネー

昨日、人生で初めて電子マネーを使う。生まれたときにあったマネーは紙幣と硬貨。プリペイドカードや定期券は一種の電子マネーと言えるのかもしれないが、物理的なカードにマネーが収納されており、買う対象が1種類という点でやはり電子マネーとは異なる。で…

猿なのに人間らしい

「〜なのに○×」という言葉が発せられるときって、「意外性」がある時かもしれない。一方で、「〜だけど○×」という言葉が発せられるときって、「失望感」があるときかもしれない。国語の問題でもなんでもなく、人の言葉はつぶさに聞いてみるとそこに感情が投…

ウォルマートの価格競争力を持つ八百屋イン品川

「いっぱい売るからいっぱい買って♪」 叔父から聞いていたやまのて青果に初めて行ってみる。商店街の一角。広さにして30平米程度。人が1.5人ぐらい通れる通路。客がやけに多い以外、何の変哲もない八百屋と思いきや、朱色手書きで書かれた「激安」の文字と価…

やめる決断

やめる。いままでとの別れ。捨てる。捨てられる前に捨てる。組織でそれができる、いやできると期待されている人、それこそ経営者? 動きの鈍い会社 日本市場で1番、世界市場で7,8番以下というポジションがなんと多いことか。

キャリア・プランの落とし穴

将来会う人はプランできない 将来、仕事の面でどうしたいというキャリア・プランには本質的落とし穴がある。キャリアなるものに最も影響を与える一要因である「出会う人(ロールモデル)」が抜け落ちているから。職場、仕事内容はもちろん影響因子だが、将来…

産みの苦しみ、とタイプしようとしたら、海の苦しみ、と

眼を見ることで何かを確認している ベトナム市場のPJ。ただ、現段階では専ら現地と電話でのコミュニケーション。面と面で会ったことのない人とのやりとりにはやはりなんとも不安が付きまとう。まあビジネスだけのことではないのだろうけど。 「人を賢くする…

人生初の何か

人生初ってことは、なにかしらの行動面での変化。振り返ると今日人生初のとある仕事をした。ほんとに人生初の何かをしていないのか、それとも実際はしているけど自分が気づいていないだけなのか。振り返ってみるとそういうことは多かったりする。いずれにせ…

心地よい曖昧さとイッーとなる曖昧さ

「考えろ」は通じないということ あいまいな指示からはあいまいな結果しか生まれない。 なぜかこういう順番になるが、最後のオプションはできれば避けたい 進出検討・税金FS⇒進出⇒業務監査⇒再編⇒撤退 職業上とても大事に説明する必要のなる2語 本質=現象を…

東海七福神・大黒天さん

この笑顔を作った人はすごい この時期、自宅近辺では歩行ツアー客が目立つ。年配の方が多い。旧東海道巡りをしている。徳川家康が東海道五十三次を定めた時、品川は第一番目の宿場町になったり、東海七福神が家の周2キロ範囲内ぐらいに点在している。家に一…

食のグローバリゼーションは嘘

無事日本へtouchdown。今回、初・上海のお客さんをアテンドしたためすべての食事を手配したのが骨が折れるところだった。事前に、地場料理×(高級・流行・庶民・小腹)で代表的な食事をローカル社員の脳みそと自分の記憶を辿りながら計画。そして想定「内」…

Global Strategyのメモ

Pankaj Ghemawat教授「Managing Differences:The Central Challenge of Global Strategy」の和訳がDHBRに。

管理職層の悪循環?

上海に同行した他社コンサルと話していて、すっきり。以下、管理職層の悪循環が「拡大再生産」されているのかもしれない。 →????? →自分がプレーヤーで忙しく、時間的余裕がない →人を育てる余裕、育つ環境を与える余裕、がない →任せられる人が育たな…

変化のない上海 Day1

今日から上海出張。仕事で上海にいるのは実に5年ぶり。上海=変化の代名詞みたいなものになっているが、街中で「変化していない部分」というのが気になっていた。上海にも今の著しい変化と関係のないところで住んでいる人たちが確実にいる。変化は常に変化な…

「議論を回す」と「議論をした」の差

簡単と思わない とある事業開発を巡って3社間で議論をすることがあった。単純にが集まって何かについて話したという行為自体が、参加者に「議論(仕事)をした」という感覚を自然と与えてしまうのはなんとも怖いと感じた。仕事柄、内部との議論・クライアン…

KSF in the industry とCompetitive Advantage in a companyの関係

KSFは必ずしも自社にとっていい事ではない。あくまで産業自体のお話である。自社がもっているかどうかとは関係のない。例えば、マラソンをするのに、体重100キロでは傘下もできない。一方で、ウェイトリフトをするのに体重50キロでは参加できない。マラソン…

万里の長城

ただただ美しいと思ってしまった世界遺産。テレビの力か。

なぜスティッチなのか?

スティッチはなぜそれほど魅力的なのか? 仕事柄本質をはずさないためにやらねばならないこと お客が見えないものを見せる。お客のできないことをする。だから求められるのかもしれない。お客ができると考えるかどうか?を考える。お客には何が見えていて、…

ワークライフバランスは誰のもので、そして誰のためなのか?

「ITとカースト インド・成長の秘密と苦悩」(日本経済新聞社)読了。 ワークライフバランス×長短期バランス 昨日の野郎での飲み会での主要テーマだった。

実家へ

乗車率150%はあろうかという新幹線で帰郷。実家ではイーモバイルは圏外。次から対策を考えねば。 なぜ?という言葉は相手への興味を示す 眩しいほどガンガン変化を遂げている元生徒と話。成長は止められない、といったパワーを感じる。 なぜ?を相手に聞か…

「週末東京下町散歩・山の手散歩」

予定を「変えない」という決意がない 親遠方ヨリ来ル。東京駅ノ鳳鳴春ニテ中華食ス。というわけでこの日だけ親孝行(?)。携帯を家に置いて来たと知ると、なんでっー、と喚く親。携帯電話ほど「強制用品」になったモノも珍しい。携帯を持つと安心していられ…