2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

人のつながりの本質的な因果

以前Sさんが「Tさんに会いたい」と言った。それは因果的に無理、と瞬時に思った。なぜなら、Tさんが去ったから、Sさんに会えたわけで、Tさんが去らなければ、Sさんには会えなかったから。そして、冒頭の願望も存在しないことになる。摩訶不思議。

最後の日

今週はランチがほぼ予約で埋まるという異例の状態。 こっちから誘いたい人もいたが、それもかなわず。 そして、今の職場の最後の日。 4月から東京へ異動。 いま、新しい組織のことで頭が8割ぐらい一杯。 過去がない組織。 比べる他の組織がない状態。 いろん…

大風呂敷を広げてみる

不確実な関係 説得という面倒臭いプロセスを省略したのが指揮命令系統関係。 欲望という根源的な本能を外部化したのが売買取引関係。 そして、その両方がほとんど通じないのが男女恋愛関係。 見えないものを 人は見たことのないものを欲しがることはできない…

要はもっていき方

要はもっていき方、ということがPJではままある。 やろうとしていることは実は一緒なのに、もっていき方でこじれることがある。 もっていき方というのは「進め方」と「言い方」になる。 進め方は事前の計画(躓いた時の事も話しておく)であり、 言い方はRes…

緊張の走る瞬間

「普通・・・」 普通、・・・=私の周辺では、・・・ つまり、「普通・・・」というような感覚に襲われたとき、「自分の周辺外」に出たということ。 震度6 長い間揺れた。計ってみると40秒あまりの地震。来年家を建てるのに。

Kabuki goes global.

歌舞伎がパリのオペラ座で初公演 引越し準備で日が暮れる あっー、ガレージセールやりたい。 Inputを変える テレビをなくしてみる。今まで家にテレビがなかったことがない。これからは家にテレビがない。テレビをなくしてみる。その結果、何を得られるのか全…

オペレーションは「周囲が見渡せる」ことからしか始まらない

大阪から来た友人お気に入りの錦三の「田島亭」で食事。前回と同様、「同伴出勤」需要で満席状態。今日はオペレーションが回っていない様子。約3時間の滞在時間中に皿の割れる音が4回。大将曰く、1人10人(のお客の状況)は見なきゃいけない、と。彼の目は緊…

Sleep on it!

sleep on it 一晩寝て考える、明日まで延ばす、という意味。一気に考えずに、毎日少しずつちょこっとずつ考える。 巨星逝く 作家の城山三郎さんが死去。残念。切り拓いた人。無かった分野を確立した人。いつまでもこういう人が一番尊ばれる国であってほしい…

意思決定

新居が決まった やはり意思決定は、直感でしてしまった。ただ、直感だけではない。論点は電車を捨てる、というもの。それを起点にして、前半は徹底した理詰め(+意見収集)。そして、最後は直感。職業病だ。4社15物件への絞込みは理詰め。そしてご対面の内…

さてさて「東京」とはいったい何やねん?

東京 恐らく当面、「東京」という脳内引き出しが一杯になることは間違いない。東京の街、人、風景、広告、いやはや、考えさせる材料てんこ盛り。 「どこに住んでいるかで人を判断する」(友人) 「いろいろ事件とか多いから、腹を割るってことがない。裏表はっ…

Ready to go!

さて、大手を振って新居探しに入ることができるようになった。あと13日で東京にたどり着けるのか?引越業界は需給逼迫で見積もりの日取りもままならない。新居はまだ決まっていない。しかし、引越しにははっきり言って自信ある、実は今までハズレがない、と…

安定からの逃避=挑戦

冒険家・植村直己。五大陸最高峰制覇。兵庫県・日高町の記念館に2年前行った時見た上映ビデオが忘れられない。やりたいことというのはどう考えても不安の源になる。こういう他人にとってどうでもいいくだらないものがなければ、何も考えず社会的な安定を目指…

離職率?

とある銀行員の言葉 日銀から運ばれてくる札束。 現金というモノに見えなくてはいけない それが「現金」としてしか意識の目に映らないのはまずいそうだ。 率がなぜいけないか 離職「率」は会社の異常度を測るのに意味を成さない。率は業界・仕事特性により比…

講演

泣く子も黙る(?)Louis V. Gerstner Jr.の講演の肝 1. Vision←Strategy←×Execution←Culture(Unwritten) 2. You gotta have crisis to transform institution(s'culture) 3. Learn how to maintain high-performance culture Celebrate the success for 2…

捨てることからしか始まらない

戦略的自由度。 こんな言葉、誰が聞いてもわからない。 だから、コンサルはアホだと思われる。 戦略的自由度。 まず、捨てられないものと捨てられるものを分けてください。 そうすることで貴方は選択の自由を獲得することができます、ということ。 こう話す…

モチベーションは幕の内弁当

モチベーションは幕の内弁当と同じ構造になっている 部下のモチベーションが上がらない、部下のモチベーションが低い、部下のモチベーションを維持できない、という他責の発言。本来、複雑に複数の要素が組み合わさることでモチベーションの問題は発生するの…

技術は技術者だけのものにあらず

技術の本質ってレバレッジなのかもしれない。10人、10日、100万円かかっていたものを、1人、1時間、1万円でできるようにしてくれるものはすべて技術。「テコ」ってオールド・テクノロジーの代表格だが、技術の本質をあらわすにはとても便利。紙と言葉で人を…

週末を使って北京

9日〜12日まで北京でちょっと安息。貯めていた新書三冊を一気に吐き出す。 『リーダシップの旅 見えないものを見る』(野田智義、金井嘉宏) 『次世代ウェブ グーグルの次のモデル』(佐々木俊尚) 『「脳」整理法』(茂木健一郎) 脳に近づく検索は詰まる所…

「マニュアルは欲しい人が作る」?

この発せられた言葉は、自分が自分のために作るという活動を奨励している。しかし、自分が自分以外の誰かのために作るという活動を奨励しない。チームワークという言葉が声高に叫ばれる。それはそれが失われつつある証左かもしれない。日本人はアメリカ人に…

わざと意地悪なことを言う効用

敢えて意地悪なスタンスの、しかし重箱の隅を突付かない質問は、議論の過程では必要悪である。Devil's advocateというのは、ローマ・カトリックで教義を定め、改定する際に、意図的にその教義に反対の立場(すなわち悪魔の立場)をとることによって、その教…

毛細血管物流

個人消費者の玄関を潜り抜けて入り込む毛細血管物流を持つアマゾンにL.L.Beanが乗っかってやってきた。消費者の視点から見れば、決して捨てたくなるようなちゃっちい通販カタログを送らないこと。「とりあえず残しておこうか」と思いたくなるようなカタログ…

熱が・・・

熱 重度の知恵熱であることを祈る。 忘れてはいけない どこかの人はどうのこうの言ってるけど、ところで「お前はどう思うんだ?なんで?」

無作為の作為

①無知の知とは、自分が何を知らないのかを知ること。 ②無作為の知とは、自分がしていないことを知ること。 ③無作為の作為とは、自分がしていない何かをすること。 最も簡単なのは①で、最も難しいのは③。

家事というプロセスを評価できない旦那

成果主義崩壊 嫁さんがやっている家事のプロセスを評価する手法を持たない旦那には強力な想像力が必要。そのためには自身が家事をやった経験が必要になる。なぜなら想像力は経験がないと比較的乏しいものになるからだ。そして、成果主義と対比されるのは、プ…

未来に思いを馳せるには

犬山城へ 日本で唯一の個人所有のお城。高さは24mとそれほど大きい城ではない。 木曽川を背にして、小高い丘の上に立てたのは、城の機能的本質である「見晴らしのよさ」を目指したものであるのだろう。そしてその目的は城主を守ること。 現代の企業にとって…

ちょっと私的に京都へという距離感

距離感覚 自分が感じている距離感は一つなのに、 相手が感じている距離感は相手の分だけある 合わないと大変な結末になる感覚 決めてから動き出すまでの時間的距離感 連絡してから、次に連絡するまでの距離感 お互いがいる場所に対する物理的距離感 交わす言…

女性は鈍感ゆえに強い?

愛されている人、また一人去る 今日また、銀行時代に1年間お世話になった女性派遣社員の方の送別・中華ランチ。家庭の事情で故郷の実家へ帰るとの事。4年間お疲れという感謝の気持ちで恒例のアメ・セットを。あー3月は別れの季節・4月は旅立ちと出会いの季節…

人間力は「愛嬌」と「可愛げ」?

『青春支援企業』(山田清機) 実はちょっと変わったビジネスモデルのDIのお話。 女性の力ではなく、人間の力が愛嬌と可愛げ、と。 どこでも使われ、どのようにでも解釈される、人間力。 何なのかよくわからないところが多い言葉。 しかし、何か人をひきつけ…