2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

電話で話す時間が増えたわけではない

携帯電話が普及して、話をする時間が増えたわけでない。 むしろ、どこでもつながるという安心とつながらないときの不安の両面が増えただけのことである。

研修設計

仕事柄、研修を設計していた時期がある。 大雑把に言えば、知識を与える研修と知恵を引き出させる研修がある。一見高そうなのは前者だが、本質的に受講者に受けるのは後者である。後者は徹底的に考えさせて、話させること、そしてなんといっても「書かせるこ…

有馬な温泉

六甲山ホテルから車で有馬温泉「太閤の湯」へ。その途中この車のハンドルを握っているのは自分だけ。 誰にも握らせないし、誘導なんてさせない。 しかし、途中でブレーキがないことに気付く。 えっ? そうブレーキのない車のハンドルを握ることとはどういう…

六甲山ホテル

学生時代から憧れの六甲山ホテルへ 神戸の夜景を見ていると、いかに自分が小さい存在であるかを改めて思い知らされる。 これが地球ならもっとそう思うのだろう。柄にもなくフレンチ飯。肉が溶けそうなやわらかさだった。

「99.9%は仮説」

主張は、「すべては仮説に始まり、仮説に終わる、である。 科学という切り口から仮説を本当にわかりやすく説明した本。仕事柄仮説を産み出す事、それを裏付ける作業(厳密には100%というのは難しいが)が多い。大変なのは、前半の産み出す部分。仕事の最初…

『「へんな会社」のつくり方』

周りを見てから、得てして「へんな」会社をつくるのではなく、内から出て考えを反映させているうちに(他の人から見たとき)「へんな」会社になっていた、ということだろう。結果をベンチマークして目標とすることはよくあるが、「働き方」はベンチマークし…

Low-end products

「無駄な機能をなくしてわかりやすくしてほしい」(そしてもっと安くしてほしい) 1.携帯電話 2.PC・プリンター 3.デジタルカメラ 4.時計 5.テレビ 「先端自称消費者」でも機能充実派は30%。 無駄な商品が多いことの証左。

事実を見せる

経営コンサルタントの世界に「事実を見せる」という馬鹿馬鹿しい言葉がある。私は、「ある条件」を無視してこの言葉をいう輩を信じない。この言葉には、「事実は一つ、そして事実はだれにとっても同じ、事実は異なる人々にとっての共通言語」という過信があ…

机上の理論と遊ぶ

すべての理屈は、試されるまで机上なのかもしれない。試されなかったものはすべて机上にあるのかもしれない。だぶんいつか試されて机上から落とされかもしれないし、ずっと机上にあるのかもしれない。

工数を増やす情報管理

最近、仕事管理上の一つの大きな変化は「情報の取り扱い方」が極めて厳しくなったことだ。(ここで例を載せたいが、割愛)いずれも、情報が「物理的にどのように動いたか」を記録に残し、顧客の情報を大切に扱っている事を担保するため仕組みである。 しかし…

ゴーン、スタンフォード講演

52分。一気に。News | Stanford Graduate School of Businessテーマはクロスカルチャー。 ・rational side と emotinal sideのバランス ・違うということの本質・・・それは学べるということ ・コンセプト理解に時間がかかり初動が遅い、プロセス重視の人た…

実は

昨日の行動は、人から言われた問題意識を継続することが難しいことを学ぶための話。 問題意識は内発的なものでないと、1日と持たない。

明日の予定

明日の予定はいつもと同じか? いやそうではないはずだ。 同じような日はあっても、同じではない。 同じでなくする難しい、難しい中でも、一番簡単なことは、一つの色を探すことだ。 1日だけ。たった一つの色を決める。 それを見てなんだったか覚えておく。 …

アイデアの統合

先日、京都駅から歩いて3分ほどのホテルに初めて泊まった時のこと。 チェックイン時に「自動販売機」に宿泊料を払い、ルーム「カード」キーと領収書がドッキングしたルームキー(or 領収書)(大きさはまさにルームキーサイズ)を受け取った。おまけにチェッ…

すごく引っかかる。

真に人を動かすのは力ではなく、情報か・・・。

「ウェブ進化論」

ますます年功序列体制にとっては不利だな、と感じさせる変化。人間を媒介としないと専門の知識は組織化されない、共有されないとされている、よくも悪くもエスタブリッシュメントのもつ行動原理を覆す会社が出てきたそうだ。すべてのエスタブリッシュが滅亡…

格差は性(サガ)の表面化

人はいかに自分との比較なしで他社との関係を保つことはできるのだろうか?そうしたら幸せなのかな?

買ってでも・・という選択から生まれる苦労

ただ、苦しいだけの苦労に追いやられただけでなく、選択した苦労があると、きっと「箱」(「箱―Getting out the box」の箱)から抜けることができるのだと思う。 以下の表現力はすばらしく分かりやすい。 「どうしても決断しなければいけない選択肢のうち、…

賞味期限

週末、春節休みで中国から帰国している人を交えた飲み会が2組あった。それぞれ元いた異なる会社の同僚達だが、共通していた話題は①会社②株③家族の3つ。全員が30歳から35歳のレンジに入っていて、それなりの会社での実務上のポジションを占めて来ており、悩み…

国宝・三十三間堂へ

風神、雷神、四天王、千手観音の関係とか立ち位置が初めて分かった。両翼(?)120mにも及ぶ堂内は外より寒いのではと思うほど。1001体の観音像は色はところどころ落ちているけど壮観。インドから来ているだと思うとすごい。西安の兵馬俑は圧倒だったけど。…

とある遊園地へ

とある遊園地へ調査に行った。丸一日遊園地で施設そのものやオペレーション、従業員の動きいろんなものを観察・考察。中国人のツアーがいっぱい。平日だというのにある施設では行列が・・・。乗り物恐怖症なので観覧車のみ乗ったがとてもその他の施設に乗る…

異文化マネジメント力についての懸賞論文(日本貿易会)

この論文を読んで触発された私の帰結は、自分の経験とかき混ぜると、 「無意識は今自分の持っている常識が十分に通じない環境に身を置き、それに正面からぶつかってこそ、意識化される。」 「文化もそこに住む人も認めないとこっちも認められないという性格…