2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

KPIと目標管理

さあっうちもKPIを導入するぞ!といって「KPI=目的地」になってしまうのはなぜなのか?。常に英語3文字はその背景哲学を置いてきぼりにされ、導入され、そして最後には欧米のマネジメント手法はうんぬんと批判につながる。そういったほうが自分を賢く見せる…

場所と年齢以外に違いを求める

所属してきた場所、所属している場所、そして年齢以外に違いを見つけることができれば、うまくいく。

違いがわかる人

①違いに戸惑う人 ②違いに不愉快になる人 ③-1(違いを無視する人) ③-2(違いをあきらめる人) ④違いがわかる人 ⑤違いを楽しむ人異文化下の経験ではすべてを経ることが肥やしになる。 いわゆる③-1が○ドメと言われ、①の状態がなくなり、④と⑤を往復しながら、②…

第1回WBC優勝国・日本

世界一というのは、世界二とは格段に異なる世界なんだろう。そしてそれを分けるのが気合?というので片付けていいものか? 気合って入りすぎて空回りするときもある。気合が入って集中力が増すこともある。ところで世界ってやはり「競争」することに本質的に…

事業計画には賞味期限がある

事業計画というのは、いろんな形があります。その分だけいろんな説明本があります。事業計画を「作る」のが目的、あるいは惰性の年中行事なら「そのシート」を金科玉条のようにして「埋めればいい」。しかし、たいそうな時間を費やして、「埋める」目的では…

誰かのを真似できない、いくつかのこと

・ 皮膚感覚 ・ 組織の文化 ・ 何かに対する愛情 ・ 考える力 ・ 個人の持つ哲学

業界を跨ぐ経営者がネガティブに取られる理由

日本でいわゆるプロの経営者市場が育たない2つの大きな理由がある。 ちなみにここでは、プロの経営者とは、業界に関係なく、会社から会社へ移り変わる経営者のことを指す。食品会社を経営していた人が、ある日突然、電機メーカーの経営をするといったことで…

WBC韓国戦

経済と野球は違う。なのに、なぜか韓国は日本の後ろを走っていると無意識に考えるのは、経済優先で突っ走ってきてそれが報われていた時代のノスタルジーがなせる業。サムソンはいつの間にやら、日本電機メーカーの前を走っている。韓国の野球選手はいつのま…

選択肢

選択肢は広がっているが、それが決して容易に手に入れられるようになったわけではない。ふとそう思う。

財務諸表は将来の金銭感覚をあらわす

とある「非公開」企業の財務諸表を見た。どうも営業利益と減価償却と設備投資と有利子負債と金利、そんでもってフリーキャッシューの係わり合いがこんがらがっている経営者のいる会社なのが伝わってくる。すごくなにかを考えているのか?それとも。。。大丈…

パワーポイントでは車には勝てない?

あえて勝負をすること自体がおかしいのだがあえて。 かのもうすぐ世界一になるといわれる日本の自動車メーカーは販売店相手のプレゼンでプレゼン作成費に100万円以上かけて子会社に発注する。(子会社支援ではないだろう。あの会社に限って・・)でもやっぱ…

自分で考える

自分で考える、考えている、考えた!という際の諸条件は、暫定的であるが、以下のように感じている。①「普通は・・・」と考えない。 「普通は・・・」と考えたとたん、「・・・」の部分はある人には通じにくい。正確に言うと、通じる人が少数で、通じない人…

土曜の夜

土曜の夜は一週間の中で、邪魔する様々なものを振り払って私的アウトプットとインプットに時間を注ぐひと時となっている。特にこの3ヶ月ほど。ようやくそういう時間を意識的に「予約する」ことができるようになった。時間にして、寝る前の3時間ほどだ。授業…

他社の成功事例が自社で実行できない理由

①現状認識の違い ②持っている資源の違い ③社風の違いつまるところこの3つに集約される。 あまりいいことではないが、人間で言うとできる人の真似がなぜ自分にできないのか?を考えるとより腹に落ちる。 ①真似する対象(憧れる人)を間違っている。 ②自分の時…

理解は願望

「理解なんていうものは、おおむね願望にもとづくものだ。」という台詞が「イノセンス」にあるそうだ。 理解には、必ず前提条件があるから、その前提条件という仮説が本当かどうかをまず考えてきたが、どうやらその前提条件のさらに下部には願望、何を信じた…

何かを見ているときは、別の何かを見ていない

ビジネス上の意思決定を行う際には、「状況認識」を「無意識に」行い、「アクション」を「意識的に」起こす。アクションはあくまで「状況認識」の制約条件の下にあり、「状況認識」がその成否を分けることが多い(アクションをうまくできないということも成…

「「現場力」を鍛える」

私にとっては、なぜ売れるのかよくわかりにくい本。ただ、現場力といかにも日本人の共感を得やすい言葉で、丁寧に現場力を分解しています。 そこで、 従来業務⇒否定 廃止可能?⇒YES⇒廃止 廃止可能?⇒NO⇒内容を変えられないか? 内容を変えられないか?⇒…

情報開示することのパワー

情報開示というそれほどお金のかからない、しかし変な気苦労ばかりが増える施策は偉大な力を持つ。 ブランドはまさに情報開示を簡略化したもの。でもすごくお金がかかっている。 何も持たない(少し言いすぎだ)けど、全部さらけ出します。まさに「はてなW…

あのマーカス・バッキンガム氏再び。

コテコテではあるが、「リーダーとマネージャーの役割はどう違うのか?」がテーマの本。そして題名よろしく「たったひとつのこと」で説明するという。 リーダーは「よりよい未来に向けて人々を一致団結させること」。 そして「未来」に専念する。 そのために…

変わった時のちゃんとした説明責任

部下は上司にその考えの一貫性を期待する。ころころ変えられては、部下の仕事は回らないからである。しかし、上司の持つ考えと時々に応じたやり方というのは現実レベルではかみ合わないことがほとんどだ。変更することのほうが多いと言える。そこで、「考え…

あたらな道を行く人たちと電話をして

元気をもらうとはこういうことなのだろう。 現時点での比較や評論が毎日満載、足りないことへの不満のはき捨てが多い人たちよりも、なんか面白そうなところに自分なりの仮説をぶつけようとしている、足していこうとする人たちの声は、透き通っている。道を変…

下から教えられても平気か?

「年功序列」という制度がなぜ、知識社会的な労働慣行においてその有効性を持ち得ないか? 考えられるのは、年功序列では、知識や知恵の伝達が上から下へ流れるという一方向であるから、下から上へという流れが起きない。それは年功の人が年功でない人から学…