離職率?

  • とある銀行員の言葉

日銀から運ばれてくる札束。

現金というモノに見えなくてはいけない

それが「現金」としてしか意識の目に映らないのはまずいそうだ。

  • 率がなぜいけないか

離職「率」は会社の異常度を測るのに意味を成さない。率は業界・仕事特性により比較ができない、何をもって高い水準か低い水準かが判らないからだ。一つの会社にとって意味のある、風土の現状把握は、2つの異常値で見るしかない。一つは、「数人」が「とある一定の時期」に集中して「一斉に」会社を辞める。確実に風土がおかしいとみて間違いない。もう一つは、「優秀と見込んでいた人」が「駄目と見ている人」よりも数多く、会社を辞める。ほぼ風土がおかしいとみて間違いない。そして、こういう現象が起こっていても、「売りがすべてを癒す」という言葉のように、売り上げが伸びているときには気にかけられもしない。売りが伸びないときに強烈に効いてくるにもかかわらず。