「企業は人」2
人材が変革を生む最大の要素である
これに異を唱える人は結構勇気がいる。ただ同時に、(経営者も含め)人材が変革を阻む最大の要素である、ということにもっと注意を向けた方がよいのかも。企業は人、という言葉は「人でどっちにでも転びます」という非常に危ないことを言明している。それほど人は危うい、繊細な要素なのにケアされていないと思うことは現場の人々にとっては多々あることなのかもしれない。変革という言葉が含む意味合いは、短期には厳しいことが多いけど、長期には必ずいい結果なる、ということだ。短期的な約束事は必ず起こるが、長期的な約束は「信じる」というなんとも柔らかい話になる。信じる。言葉が重い。一度も会ったことのない(つまり、写真でしか見たことのないお見合い相手のような)経営者の戦略を信じる?人に信じてもらう。いかなる局面においても簡単ではないこと。要は何を言いたいかというと、「それ」がブレると結果が天と地ぐらい違いますという「その」要素には相当に注意が必要ということ。