どこで転けそうなのかをイメージトレーニングする
現実を直視して、成り行きのシナリオを立て、強烈な反省論から始める。「V字回復の経営」で述べられる経営改革の一番最初にやること。
ここができないのは、自らと向き合うことの難しさゆえかもしれない。
現実を直視するときは、数字を見るのがもっともわかりやすい方法。
ただ、どの数字を見るか、また数字を見たいと思っても測っていない数字もある。
成り行きのシナリオは、このまま行けば、どこで躓きそうなのかを、想像力と経験を駆使してイメージしきること。つまずく場所は、まず根拠のない未来予測、過去の延長に依った未来予測、外に分がある取引関係など、躓きそうな場所はあまりに多い。
つまるところ、経営の3つのレベル
どこへ向かうかという企業の方向付け(逆にどこに行かないかという方向付けもする)、そして持てるあるいは持ってこれる資源の最適な配分(最適かどうかは実はやっているときはわからない)、そして人を動かす(D・カーネーギーの世界)。
最初の2つと最後の1つの違いで苦しむ。
「時間」を常に意識した自分との競争
できた!でよかった。何分でできた!はもっとよかった。
「社員一人当たり利益」から「社員が働いた1時間あたりの利益」へと視点が変わっていく。
従業員が求めるもの3つ
豊かさ、ワクワクする仕事、そして仕事を通じた成長
事前に何ができるか?
事前にできることには限りがある?
それとも
事前にやったことがすべてを決める?
組織の3つの目的
生き甲斐(やりがい)
成長
そして収益
この3つの交わる
なんらかしらの差別化の要因
その差別化要因は、
真似ができない?
真似しにくい?
真似すると損?
この3条件のうち、どれかを満たす必要がある