どこで転けそうなのかをイメージトレーニングする

現実を直視して、成り行きのシナリオを立て、強烈な反省論から始める。「V字回復の経営」で述べられる経営改革の一番最初にやること。

ここができないのは、自らと向き合うことの難しさゆえかもしれない。

現実を直視するときは、数字を見るのがもっともわかりやすい方法。

ただ、どの数字を見るか、また数字を見たいと思っても測っていない数字もある。

成り行きのシナリオは、このまま行けば、どこで躓きそうなのかを、想像力と経験を駆使してイメージしきること。つまずく場所は、まず根拠のない未来予測、過去の延長に依った未来予測、外に分がある取引関係など、躓きそうな場所はあまりに多い。

 

 

つまるところ、経営の3つのレベル

どこへ向かうかという企業の方向付け(逆にどこに行かないかという方向付けもする)、そして持てるあるいは持ってこれる資源の最適な配分(最適かどうかは実はやっているときはわからない)、そして人を動かす(D・カーネーギーの世界)。

最初の2つと最後の1つの違いで苦しむ。