どこで転けそうなのかをイメージトレーニングする
現実を直視して、成り行きのシナリオを立て、強烈な反省論から始める。「V字回復の経営」で述べられる経営改革の一番最初にやること。
ここができないのは、自らと向き合うことの難しさゆえかもしれない。
現実を直視するときは、数字を見るのがもっともわかりやすい方法。
ただ、どの数字を見るか、また数字を見たいと思っても測っていない数字もある。
成り行きのシナリオは、このまま行けば、どこで躓きそうなのかを、想像力と経験を駆使してイメージしきること。つまずく場所は、まず根拠のない未来予測、過去の延長に依った未来予測、外に分がある取引関係など、躓きそうな場所はあまりに多い。