優れた経営者の条件

分譲マンション事業で伸びるローカル企業の社長と。こっちの聞きたいことはそっちのけでともすればオタク領域の耐震技術の話に。しかし、ぶれてないこの経営者。
以下、思い起こす冨田氏の言葉から。

優れた経営者の条件は、自分にとって何が大切かということを常に問う生き方をしてきたこと、これだけ。

目的の上に更なる目的がなくなるところまで突き詰めている経営者

物事には必ず目的と手段があるわけです。ビジネス自体の目的は収益を上げることですが、それ以前に経営者には何がしたいか、どうありたいかという一つ上の次元の目的があって、ビジネスは結局その手段にすぎません。手段は合理性でその良し悪しを判断できますが、目的というのは経営者個人の主観ので、それに理屈もへったくれもないんですよ。
経営者が手段の部分でぶれるのはいいんです。それは状況変化によって変わるものですから。しかし、目的の部分でぶれる経営者とは、おつき合いできない。

人を通じて何かを成し遂げる、ということがすべて。

経営者にとって大切なのは、他人を思い通りに動かせるかどうかということ。本人はぼんくらだけど、すごい人の息子だっていうだけでみんなが言うことをきくことだってある。