さて12月はモンテーニュ

  • 忘年会

普段機械のように感じる人たちがそうでないことを認識できる数少ない機会。
そう、相手は生身の人間なのだ。

  • じわりじわりとくるBRICS〜中国の研究開発費、日本抜き世界2位・06年OECD推計

量は質を作るのかもしれないが、まだ質はまだまだ。
が、これが10年続けば間違いなく質でも抜かれる?

中国の研究開発費が2006年に日本を抜き、米国に次ぐ世界2位に――。経済協力開発機構OECD)が4日公表した科学技術産業白書によると、中国の研究開発費は経済成長の約2倍のペースで急増、中国人の研究者数が世界全体で100万人近くに増えていることが分かった。研究開発への投資をけん引しているのは日本と同様、公的部門より企業部門だという。

 OECD推計では、中国の06年の研究開発費は05年比20.4%増の1363億ドル(約15兆6700億円)。日本(1290億ドル)も4%台半ばの堅調な伸びを保っているが、金額では中国に抜かれる。

 中国は研究開発費の国内総生産(GDP)比でみても1995年の0.6%から04年には1.2%に急上昇。OECDはこうした投資急増が特許取得にもつながっていると指摘。中国、ブラジル、インド、南アフリカの4カ国の合計特許件数は、1991年には世界全体の0.15%だったのが02年には0.6%に上った。

  • 疲れは体が感じるのか、脳が感じるのか、それとも・・・

本業とは別に、休日も別の仕事(実はこちらが本当に楽しい)をしている人から

楽しいことをしていると疲れない

ということを聞く。
精神的高揚感以外に何も求めない、そんな楽しい仕事。
これが見つかって、それでいてやっている人というのはいい。
だって疲れを感じていない。

  • 「随想録」

ミシェル・ド・モンテーニュの「随想録」(白水社)を読み始めた。
恐ろしく時間がかかりそうである。
驚きなのは、翻訳のわかりやすさ。
ここまでわかりやすいのはこういった文字通りの古典書ではめずらしい。

知恵ということを一括して唯一つの語に含めるならば、
それはいつも同一のことを欲し続け、避け続けることだ。

欲し続けるはわかるが、避け続けていてもいる、という指摘は痛い。