大阪2

  • 大阪で今村卓氏のBRICsのセミナーに行く

インドの話が中心。
・人口が伸びていくのは、実際インドだけというすでに起こっている未来。
・インド人がベジタリアンじゃなかったら、世界の食料事情はもっと大変ということに気付かされる。
・いまじゃ、車は軽ブームでスズキのスウィフトのような車が売れ筋と。
・中国の、国営企業中心の企業形態ゆえの株式市場の未成熟さに比べ、インドは株式企業の成長が著しいとも。
・とにかく電力はぼろぼろらしい。中国駐在時に北京も停電は多かったが、これが日本企業、特に製造業の進出に二の足を踏ませている主因なのかもしれない。おまけに法人向けの電力価格とただ同然の個人向け電力価格のバランスの悪さも存在していると。
・進出に当たっては、業界別の外資規制に要注意。中国よりもナショナリスティックな産業政策が存在。
・ただ、法制度の透明性については、英国の法律を基本にしているため明文化は進んでいるそうだ。
・当地では一流ブランドになっている韓国、とくにLGやサムソンは本当に収益を上げているのか?という素朴な疑問がある。これを検証しないと、日本企業の進出を正当化する材料にならない。
・「消費」ができるコンシューマーは、所得が9〜20万ルピーから始まり、中間層と位置づけられる。しかし、国民全体からすればまだ3〜5%の割合と低い。
・その上に、50万ルピー以上の高所得者層が位置すると。
・州ごとに異なるインドの税制は要研究。
・チャンドラー・ボースか。。いかん知らんわ。

東洋には、頭以外に心で決める、という考えがあるのだ。

「頭」で知った上で、「心」でどうするか。それが、本当の価値観だ。