ウォルマートの価格競争力を持つ八百屋イン品川

  • 「いっぱい売るからいっぱい買って♪」

叔父から聞いていたやまのて青果に初めて行ってみる。商店街の一角。広さにして30平米程度。人が1.5人ぐらい通れる通路。客がやけに多い以外、何の変哲もない八百屋と思いきや、朱色手書きで書かれた「激安」の文字と価格を見てびっくり。感覚的ながら10〜20%前後は最低限安い。この地で、この規模で、いかにこの価格が実現されるのかというほど。ただ特徴は3点ある。①品揃えの絞り込み(きゅうりなら一種類、複数置かない)、②オペレーションの簡素化(レジは2台を並列に置くのではなく、Yの字状態に置いているためレジの処理が早い)、③袋詰めの内製化(裏で袋詰めしている、ただ、実際袋詰めはお客がしていた)、ここからは相当荒い初期仮説④産地直仕入れ(?)、⑤同業他社と共同購入(?)など。最後に、こういう力強い八百屋はなぜ少なくなったのかだろうか?