The essense remains the same

「アルヴァロ・シザの建築」
昼下がり本を返しに図書館。何気に見つけた建築本。贅沢な高さを持つ白亜の屋根や天井(写真の取り方のせいかも)。インタビュー記事に「グローバリゼーション化=文化の均質化」ではない、と。建築の世界でも、和洋折衷ならぬ、内外折衷をする建築家がいて、むしろ自国文化自体の独自性を高めている。少なくともポルトガル建築はそうだ、と。文化の独自性を喪失させるのは恐らく「閉鎖性」。グローバリゼーションと自国文化の独自性は雨風の強さと傘を握るグリップの強さの関係にあるのかもしれないと週末の雨模様に思う。