セグメンテーションとターゲットの関係は崩壊している?

従来大人向けであった商品のターゲットを変えて、子ども向けにアレンジした商品は多い。しかし、実際ふたを開けてみると、買っていたのは「大人が自分のために買っている」という事実。そして、きっとそうだろうと思わせる本が「世界一やさしい問題解決の授業」(ダイヤモンド社)。この題名と出版社の組み合わせ自体が雑誌「Family President」から来る予定調和を想起させる。大人が買っていたものを子どもに、子どもが買っていたものを大人に、というのは人口減少・市場縮小から出てきた苦肉の策なのかもしれない。ちなみに立ち読み。