コミュニケーションという地味な活動

組織内にある人のエネルギーみたいなものは、外に向いているとき、内に向いているときがある。内に向すぎている組織では、人同士のコミュニケーションという最も重要だが、最も亀裂の入りやすい所にそのエネルギーのようなものが溜まってくる。そこからだんだんと組織の雰囲気がよどみ、軋轢が(大抵ネガティブな)生じ、コミュニケーションが痛んでくる。この組織にどんなすばらしい絵(戦略)やハコ(仕組み)をつくっても、内向きのエネルギーを増幅させてしまうことに繋がるのかもしれない。