上海にて

  • 知力は体力があってこそ

これまでにないほど揺れたANAでこれまたひどい土砂降りの上海へ。しかし、リニアを降りて傘を買った5分後にパタッと雨がやむ。晴れ男(?)が裏目に出る。行き着く暇もなく、現地パートナーと打ち合わせ。中国語の会議はやはり疲れる。また低酸素運動が始まった。知力は体力が支えている。とにかく体だけは守ろう。

  • 気軽なコミュニケーション

社長が社員と同じフロアーにいるときの職場の雰囲気、これが会社の社風。どんなに言葉を尽くしてもその場で感じ取った雰囲気がすべて。緊迫するのか、和らいているのか、良い悪いではなく、どんな業種であっても社員同士の気軽なコミュニケーションが絶たれている職場はどこか危うさを感じる。

  • 相手の強みを見つけて、それにあった仕事を与える

人の強みを発見するまでには、時間を要することもある。発言の自発性、議論の作法、メモの書き方、報告の頻度、こういった細かいことながらその人が仕事をする上での強みが浮き彫りになる。そして強みに焦点を当てた見方をしなければ、本質的に多様なローカルのたちと仕事をするのに困難が伴う。日本基準からの引き算で弱みを判断しないことが肝要だ。弱みは誰にでもあるように強みも誰にでもあるだから。