香港からアジアを見て

自分自身がパソコンからログオフして、香港へ3泊4日の休暇だった。九龍のマンションから真正面に見えた香港島の夜景は住んでいた神戸以来の美しさだった。PEファーム勤務の友人には香港で、人材関連のコンサルティング会社を立ち上げた社長である元同僚には深せんにて世話になり、夜遅くまで雑談。
何かを学ぶときは、常にその歴史や成り立ちから入るのが信条という友人と話していて、過去10年を振り返っても、今の状態は想像できなかった(多分ほとんどの人が)。つまり、10年前の自分の想像以外の事が起きた、あるいは自分が選んだということだ、という話になる。
だから、今の時点で10年後がどうなっているなんていうのは、自分の想像出来る事以外の事を「考えないといけない」という変な(いや不可能な?)事になった。
じゃあどうすればいいんだという話になって、「他の人が言っているそんなの在りっこない」と自分で思っている事が実は的を付いていることもある。
そういういわゆる少数意見にも十分検討を加えることのできる心の余裕のようなものが自分にはまだまだ必要になるのかもしれない。