去る人

夕方になると会社を去る数人の挨拶がフロア全体で行われた。会社を去る人というのは、何故これほど爽やかであり、やましさのない表情をしているのだろう?それほど会社で働くことが苦痛だったことの現れなのだろうか。それとも新天地への期待からだろうか。いずれにしても、社会人というのは卒業式を自分で設定できる自由さもあるのだと改めて気づかされる。