規模か収益か?

この基本命題は実は同じところを目指している。
結局の所、如何に勝つか、つまりいかに競争優位を確立するか、という同じ場所を目指している。
競争優位は詰まるところ、製品の差別化による収益性の向上と規模を追求し、他のプレーヤーを追い落とすことによって非競争状態を作り出すことの掛け合わせでしかない。
規模を追うのも、収益を追うのも同じこと。
要は「そこ」にたどり着くためにどっちを優先して、経営資源を振り分けるか。
当然、自社の持っている経営資源が取る方法を明らかに規定してしまうことがある。
そして、もちろん、他社と比べての経営資源の多寡が取る方法を決める。