いよいよですが・・
事前教育が3月で終了。
全く素性が分からない複数の同僚5名とともに課題に取り組むグループワークが始まった。
そのような状況下で、出だしは自分はどのように振舞うか、そしてその振る舞いに対応する同僚からのフィードバックを得て、自らは元の振る舞いをどのように変化させていくのか、というのが悩ましいところ。
時間が経つにつれて、どんどんフィードバックが入ってくる
学生であるということ
学生であるということは、原則、学割が受けられるということ。
早速YouTube Premium, Amazon Prime Studentに申し込み、必要書類をアップロードするなどして、承認された。決して大きな金額ではないにしても、やはりお得感はある。
統計学からは逃げられない
事前学習と称したセッションが今週末2日間ある。テーマは統計手法と調査・分析手法。
いきなり仰々しい言い方だが、世の中(ではある事象が起きるという意味で)絶対はない。もう一方で、絶対ではないないけど、それが起きるのはどのくらい確からしいのかを確率という数的概念で説明することがある。ただ、この場合の確率は計算できるという前提がある。なんとなくとか肌感覚とか経験的に言って「確率%」というのとは異なる。この確率を随所に織り込んだ統計。
道具だけにたくさんあり、どういう場面でつかえばいいのかにまず迷う。道具の名前も規則性もなく、覚えづらい。かなり難解な、そしてこの課程では避けられない学問からスタートすることになった。
3月だけど実質スタート
今日から事前教育という名目でコースが始まった。朝10時に前期課程24名が集結。学内ネットワークへの接続の確認に始まり、最終的な就学手続き資料の提出、自己紹介などで時間が過ぎ、午後のメインは研究指導担当者への割り当てが行われた。私はかねてより関心のあった組織論の准教授に指導を得ることとなった。
ここで会った23人とは長い長い付き合いになると教務担当の教授が言う。という意味では長い付き合いが今日始まったということ。急ぐ必要はなく、ゆっくりと進みますわ。
2冊の本
博士課程に進むという考えに影響を与えたのが「41歳の東大生」と「定年後にもう一度大学生になる」という2冊の本。私の近くにはこういうロールモデルがいて・・・と言えればもっともらしいのだが、そうではなく本。
この2冊には、今の経験としての勉強が主に描かれており、将来のための勉強ではない様子が描かれていて、とにかく2人とも楽しそうなのである。
そんな歳で大学に入って勉強してどうするの?という偏見があるからこそ、本の内容として差異化できるのかもしれない。どんな歳であって大学や大学院に入ることが社会通念上「普通」ならこのネタは本にはなりにくい。
この歳になってやりたくない勉強などしないし、やりたい勉強だけする。年を取るとわがままに勉強できるということかもしれない。
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