2冊の本

博士課程に進むという考えに影響を与えたのが「41歳の東大生」と「定年後にもう一度大学生になる」という2冊の本。私の近くにはこういうロールモデルがいて・・・と言えればもっともらしいのだが、そうではなく本。

この2冊には、今の経験としての勉強が主に描かれており、将来のための勉強ではない様子が描かれていて、とにかく2人とも楽しそうなのである。

そんな歳で大学に入って勉強してどうするの?という偏見があるからこそ、本の内容として差異化できるのかもしれない。どんな歳であって大学や大学院に入ることが社会通念上「普通」ならこのネタは本にはなりにくい。

この歳になってやりたくない勉強などしないし、やりたい勉強だけする。年を取るとわがままに勉強できるということかもしれない。