×○賞

話は変わって、Larissa達のように優勝の賞をもらういうのは栄誉あることで喜びもひとしお。大げさに言えば公私共に“歴史”(履歴書に書くことが増える)になります。一方で、また賞をもらうというのは、ある意味、“権威のおすそわけ”でもあるわけで、(お金でなくても)賞をもらえることで権威に近づくことができ、そしてもらった自身も権威になっていく。連鎖していきます。

そして、レジュメを豊かにするにはもっと別な方法もある。賞をあげる側になることだ。賞をもらおうとする人が多い中、賞をあげる人は少ない。最初は権威がない。しかし、“続ける”というのは権威になる、もっとも時間のかかる方法であるが、広くだれにでも可能性のあることだ。

賞をもらうというのは気持ちいいものだか、なにかに理由をつけて賞をあげるのも実は気持ちいい。学生時代、塾講師をやっていたとき、よく賞を”あげた”記憶を思い起こす。

自分が“自分奨学金財団”を貯金ははたいてつくって奨学金をだれかに貸してあげたら?

社長賞があって社員賞がない。なぜだ?