来年は遅ればせながらやっぱりアメリカ資本主義が吹き荒れるのか?

株価下落でLDの時価総額が約1,000億近く吹っ飛んだ。800億円のMSCBはゼロクーポンだし、かつ株価がどんどん下がって転換価格が下がっているから、LBは超格安で(同じ時期に市場でLD株を買っている市場の人たちよりという意味で)LDの株を手に入れられる。(入れられると書いたのはそもそもまだこのMSCB自体発行されていない!2月28日なんだその日は)LDからするとまあ株に変換されることによって800億の借金自体は消える。ただ800億円分の株主が増える。株価が以上に下がっているからからすごい株主の希薄化が進む。となると今の株主はどうなってんねん!といって株を売る(多分)また株価が下がる。一方、LBの堀江社長から借株4700万株は全部売らなくても、一部売るだけで、市場に対してLBはLD株を売りますよ!というポーズで下落への引き金の役割だけ果たせばいいということ。でもLB安くなったLD株をもってどこかで売るんだろうけど?市場で売る相手がいるのか?もしかしてそれを他の第三者と最初から決めていてLD株800億円分をその特定の人・会社に売る?そしてその誰かってLDを支配したい?

一方のフジテレビは、グループ会社の協力を得てニッポン放送株を25%近く買い占めた模様。(これが本当だろうという仮定で以下話を進める)となると、25%取った段階でLDの議決権消滅になる。TVでも言っていたようにLDがニッポン放送を「増資」してフジテレビの比率を25%より少なくさせる。。。。なんだろうけど。それは過半数を獲得しないとできない。またできたとしても過半数獲得して金を使ったあとに、どこにあんのそんな金?という不確定要素1点。(まだ金が借りれるところがあるのか?)あるいはニッポン放送の資産を担保にお金を借りるか?それともLDは自社株を売って直接市場から金を持ってくるか?売るとなるとまた株価が下がる。

じゃあこんどは、まだニッポン放送株を18%ほど持っているでといわれるMACコンサルティングにその株を売ってもらって一気に過半数を超えて51%を超えちゃうか?といわれると、MAC自体にニッポン放送株を売ることのうまみがあるか?という点が不確定要素2。いまのニッポン放送株売却でどれだけこの会社が儲かるのか?そしてその18%を買うお金がLDにホントにあるのか?(まあ51%とるつもりだったんだろうからあるという前提で話するけど)もし今の価格で売るなら、フジテレビとLDどちらに売るのがうまみがあるのか?

この話は、あくまでLDがロングのポジションをとっているという前提です。まあいまさらショートとは言っても裁定で稼げるとは思えないが。

ただ、このMSCBまだ発行されていない。
2005年2月24日に発行されて、株式に転換できるのは25日から。
25日行こう株式転換が進めばLBの大量保有報告書に動きがあるとおもうんだけど。。。