意思決定の変質

仕事がら様々な人の意思決定を検証することが多い。そして、気付くのは意思決定の本質的な変容というのがある。それは、長期にわたって様々な便益を得るための意思決定に費やす時間が極端に短くなり、それに使用される情報というものがどんどん第三者からの流入してきたものであるということ。(20年ぐらいのスパンで考えての変質です)それは自分で手に入れた生の情報というものに依存しないことであり、五感という現場情報に頼らないことを意味してきている。以前はどうだったかというと、身の回りの情報にその意思決定を依存することが多かった。そして、意思決定には多大な時間が費やされていた。当たり前のことを書いているのだか、これはすごく変わってきていることの一つである。特に経営ではそういうことを目の当たりにすることが多い。