買ってでも・・という選択から生まれる苦労

ただ、苦しいだけの苦労に追いやられただけでなく、選択した苦労があると、きっと「箱」(「箱―Getting out the box」の箱)から抜けることができるのだと思う。
以下の表現力はすばらしく分かりやすい。
「どうしても決断しなければいけない選択肢のうち、合理的に見れば不利だとしても自分にとって魅力的と思える選択肢と、逆に合理的で自分にとって有利だけれども、それを選ぶとどこか空しいと感じるような選択肢がよくある。そのどちらかを取るかといったギリギリの体験を繰り返すと、自分にとって何がホントに大事なのか分かってくる。」(冨山和彦氏)