研修設計

仕事柄、研修を設計していた時期がある。
大雑把に言えば、知識を与える研修と知恵を引き出させる研修がある。一見高そうなのは前者だが、本質的に受講者に受けるのは後者である。後者は徹底的に考えさせて、話させること、そしてなんといっても「書かせること」が肝要。OJTというきわめて成果が不確定な研修のようなものがあるが、OCT(オン・ザ・コンサルティング・トレーニング)という形の研修が普及し始めている。名称は普及していないが・・・。どうやるかを学ぶのではなく、どうやってきたかを考える(内省)し、どう変えるかの研修だが、この研修は価格が高い。基本的なパターンは決まっている。①見る②書く③○○(内緒)④書く⑤話合うである。③が結晶部分。ここにこそ付加価値がある。