「今」はいつまで続くのか?

自分では変えられないものの状態

外部環境分析や景気の動向など、「今の状態」はいつまで続くのか?逆に言えば、「今の状態と異なる状態」はいつやってくるのか、ということが本質的なテーマになる。

わかっていることは、実は、今の状態は今の状態でなくなる、ということだけ。つまり変わるということ。
そして今の状態が自分にとってよければ、今の状態であってほしいと保守的になり、逆であれば革新的に動くの傾向がある。しかし、日本人を含めた数少ない民族は面白い行動パターンがあるようで、「今の状態が悪いからこそ、保守的に走る」というのがあるそうだ。いやゆる我慢してしのぐという行動だ。

ところで、業界によって、「今の状態」というのを見るときのポイントがある。ここからは詳しく書けないが、では、その今の状態は、次の状態に至るまでどれぐらいの速さで進んでいるのか?を考える。たとえば、人生の状態は、1日いや半年いや1年いや3年、大まかに言えば、状態の変化は、半年〜1年という区切りをつけることでそのスピードが見えてくる。それを企業環境に当てはめて、ちゃんと見極めるといい。