本当にグローバル化なのか?

  • 「語る」と賢そうに見えて、「使う」と実は大変という経営用語

経営に関する用語には、語りのための用語が多すぎる。
もっというなら、経営がパワーポイントの上で終わってしまう(錯覚に陥る)。
では、使う言葉とは何なのか?
人同士の間で行われる会話に中にある言葉なんだろう。

あれ(AI-人工知能)は語るための言葉だったけど、使うための言葉じゃなかったんですね(糸井重里氏)。

  • 「それが問題だ」と決めたのは、貴方(経営者)だけである。

コンサルタントに『所与の問題』というものはあり得ない。

  • 今あるものでなんとかしてみるという努力

難癖付ける人の一つのアプローチは、「それは不完全だ」ということだ。
アフリカの大草原の暗闇で、懐中電灯を探してどうするのだろう。
今あるものを使うしかない。

完璧ではないのがけしからんというのは結構ですが、でもそれがある程度の目安としては十分に使えるものだということすら否定していいんでしょうか?(山形浩生氏)

  • いったい○×社は、どういう世界認識のもとに事業戦略をたてればよいのか? 

いま世界戦略がどうしたとかいう人は、グローバリズムとか、環境とか、アメリカの覇権がとか北朝鮮が中国がといった適当に国際ニュースに出てくる時事ネタをちりばめたヨタ話をし、短期のトレンドをまっすぐ直線でのばして話題作りだけの地獄絵図を描いて世間を驚かせようとする(山形浩生氏)。