背景と原因

「背景」は自分ではどうしようもないこと。
「原因」は自分でなんとかできること。
自分で解決できない現象は原因ではない。
自分で解決できないことは、ただの事実。
自力で解決できないことは原因ではない(とする)。
このようにしておかないと、あとで言い訳の山となる。
往々にして、背景が原因を飲み込んでしまうことがある。
ただ、原因だけにフォーカスすることはきわめて重要。
そして、説得のとき、背景をさも原因のように使う輩には注意が必要なのだ。
「市場、顧客は?」
「競合は?」
「わが社のできることは?」