俯瞰=頭上約2mの目玉

俯瞰するというのは、本当に難しい。自分が感情的になっている、と見れるほど冷静でなければならないから。

いろいろなレベル、レイヤーにあるものについて全体的な判断をするには、単なる個別の分析の積み上げだけではダメだということです。積み上げることもある 程度必要だけど、「より上位レベル」から俯瞰する。より高い視点からの制約を設けることで、個々の問題の方向性を定めていく……。そういうプロセスの重要性に気づきました。(三谷宏治氏)

  • 強烈な目覚め

朝、会社のあるビルのエレベーターホールにいた。
一機のエレベーターの扉が開くと、そこには何人もの救急士と担架にくくりつけられた40代半ばくらいと思われる女性。
強烈な音を立てた過呼吸と飛び出そうなほど見開いた眼。
とてつもなく苦しそうで、今にも呼吸が止まりそうな怖さを見た。
ものすごい速さで救急車まで担がれていった。
周囲にいた人も呆然であった。

何があったのか。
漠然と、やはり死は怖い、と。
どういう死に方であれ、怖い。
しかし、絶対に向き合わねばならない。生存率0%という人間の現実。
朝から強烈な形で眼が覚めた。
助かるといいのに。

  • 商品を見捨てる前にもう一度だけ考えること

「こんな機能・仕様がないと○○に入り込むことはできない」、ではなくて、「今あるものを、こう活かして、こう見せると、この市場には反応がある」
差別化における訴求点を明確にする。訴求点が顧客の課題(気付いているいない)を解決するならなおよし。それでも駄目なら。。。。