折れた翼でどこまで飛べるのか?

いろいろあったJALが大規模リストラ策を発表。
全社員の基本給10%カット、賞与カットなど
最後の聖域・人件費にメスが入る。
社長の年収は960万円に。
総額500億のコストダウン。
ただ、どこかでなんとかなるだろう、という雰囲気が実は漂っていたりするのかもしれない。
それは本質的にこの国には「たった2つしか」総合キャリアがないことからくる雰囲気ではないだろうか?
「2つしかないから、きっとうちにも乗ってくれるだろう」
「ANAだけではなーすべての需要には応えられないのでは」
と。
個人的には今最も乗りたくない折れた翼は飛び続けることはできるのか?
だって民間会社なんだから絶対つぶれないとは誰が言えるのだろうか。
まず今年度・来年度に財務リストラの影響が出るから、
09年度決算がどうなるのかが回復に向けた試金石。
もちろん「まっとうなやり方で」回復して欲しい。だって1社なんて競争にならないから。