四方山

会社には3つの危機があると。
「人の危機、資金繰りの危機、社会的な危機」
社会的な危機を乗り切るには、次の時代を見極める必要がある。
(小嶋千鶴子)
社会的な危機とは、世の中の変化によってもたらされるもの(?)
いつも断定されている文章の最後に「?」をうつ。
これはビジネススクール時代にファイナンスの教授のプレゼンがすべてこれだったことから教わったことだ。そうすれば、常に常識と思われているものや人の意見を吟味することになる、と。教授いわく、世の中、すべて、あくまで「仮の事」なんだよと。

  • くちゃくちゃ言ってないで、要はどうなんだ?

花王の経営会議はペーパーレス。議題はすべてプロジェクターに映し、原則配布物はない。
配布物って結局、配る側の自己満足。本当に「配らねばならないもの」をごまかしてしまう。
自分の作るPPTも?
そうならないようにしたいものだ。

  • 「何によって憶えられたいか?」

この世を去ったときに、どんなインパクトを残せたか?ただ、その一点を問うドラッカーの良質な問い。

  • “Don’t shoot the messenger“

という言葉がある。悪い知らせを持ってきた人をしかってはいけない。むしろ、褒めることだと。社長というのは市場の情報には最も精通しているが、実際会社内部の現状については最も知らない人といってもいかもしれない。知るためには尋常ではない工夫が必要になる。

  • ストレッチ・アサインメント

OJTには2種類ある。今の能力でこなせるもの、今の能力でこなせないもの
後者こそ必要なんだが、上に勇気がない。

  • 「話せばわかる。言わぬが花。」の日本人のコミュニケーション。

男女の色恋には最高に適しているコミュニケーションの形なのだが、こと仕事に当てはめると大変だ。

  • 経営の診断

会社のおかしな兆候が現れるところを見つけるための視点は、「20-80の法則」「導入期・成長期・成熟期のマネジメントの違い」「PDCAサイクル」「長期的見通しと投資計画の欠如」「自分の商品と貢献領域認識不足」のどれかで十分?