未来に思いを馳せるには
- 犬山城へ
日本で唯一の個人所有のお城。高さは24mとそれほど大きい城ではない。
木曽川を背にして、小高い丘の上に立てたのは、城の機能的本質である「見晴らしのよさ」を目指したものであるのだろう。そしてその目的は城主を守ること。
現代の企業にとって見晴らしのよさとは何であろうか。
- 子どもを介して、大人は未来に考えが及ぶ
子どもを持つと、自分がいなくなったあとの未来に思いを馳せることが増える?
- 雪だるまを作る
大きな雪だるまは最初からできない。
どんな雪だるまも最初は小さい。
手にすっぽり入る雪ボール。
一人で転がす。
パンパンっと手で固める。
壊れないように。
一人で転がすには重くなってきた。
誰かが手を貸して転がしてくれる。
二人で転がすとさらに大きな雪だるまができる。
そのうち、土も着きだしたりして、汚れてくる。
その部分だけ払い落とす。
二人で転がすには重くなってきた。
誰かが手を貸して転がしてくれる。
もっと大きくなれ。
手の中の小さい雪ボール。
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これは、信じられないことに事を始めることの難しさを語ったメタファー。
だれもが大きな雪だるまを考える。そして無策に終わる。
だが、大きな雪だるまは小さい雪ボールを抜きにしては達し得ない。
まずは、小さい雪ボールを作るところからしか何も始まらない。