「情報を探す力」の差1

この時代、情報は膨大にある。公開情報がどんどん増えている。
数百円、数十円も出せば「公に存在する情報」を手に入れられる環境がある。
その環境はすべての人にとって平等であると思う。
しかし、「どんな情報を必要として、それがどこにあるのかを考える力」
さらに「そこにたどり着くまでの時間とコスト」
この2つはすべての人にとって決して平等ではない。
より本質的にそして決定的に重要なのは、「それがどこにあるかを知っていること」。
その力を付けるには膨大な訓練(時間とコスト)を要する。
情報自体は安い。
だが情報へリーチするためのコストは相当に高い。
ここに人の差が生まれる。
それが今の現実。
ネットが情報リテラシーを高めるというのは極めて短絡的なロジックに過ぎない。