「人を育てることのできる人」を育てる1

うちのボスはプチ面談(?)が好きだ。恐らく2〜3日に1回は別室にて2人で話をする。長い時は1時間を越える(おいおい生産が・・・汗)。事業会社時代を含めて、これほどの時間と頻度のコミュニケーションをとったボスはいない(ただ、一緒に飲みに行くことはあまり無い)。完全なコーチング状態。テーマは毎回違うが、一貫して増えてきたのは、人材育成。
簡単な理屈なのだが、1人が2人を育てなければ、人がまさに文字通りすべてのコンサルティング会社は拡大成長しない(どの国も2.1の出生率を下回れば、人口減少になるのと同じ理屈)。また離職率も通常の事業会社に比べ高い。だから最低限2人は育てなければ、というのが正しい表現になる。
ただ、育てるといってもどのレベルまで面倒をみるのかというのは議論が尽きないのが実際のところ。そこでボスの持論は、まず誰を育てるかを見る際に「この人は人を育てることができる人か?」を見ろ、と(親分口調)。