人を育てることのできる人2

はて、では人を育てることのできる(可能性を持った)人とは?ざっと自身の体験とコンサルティングの経験から直感的に言えば、「常に全体を見ていて」、「手を離しても、目は離さず」、「相手の”らしさ”に応じて仕事を出す」(仕事の出し方を変える)ことを通じて、「人を育てる面白さ」を意識付けできる人。これを支えるのは、相手に対する深い理解、つまり人への関心。「あいつはこんなやつ」というレッテルどまりでは見誤る。ここでも徹底したコミュニケーションから来る理解が地道ながら必要なことかもしれない。だから人を育てるのって大変なんだろう。
ちなみに、ちょっと前に売れた『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』には、「できる人(親)」はこうして組織(子ども)をダメにする、として3つあがっていた。
①仕事(親)の目標(価値観)だけで人(子ども)を動機づけようとする
②「低次元なこと(些細な事)」の大切さに目を向けない
◎自分(親)の回転(レベル)に合わせて部下(子ども)を回そうとする
ちょっといじってみたが、どうなんだ?子育てにもあてはまるのだろうか?