固定的なものの見方の怖さ

たとえば、行動を変えることに躊躇する人がいるとする。
同じコトを繰り返しているにも係わらず、違う結果を望んでいる人ともみることができる。
そして、それを見た周囲の人達は「この人は変わらない人だ」という印象を持つ。
時は流れて数年後。
周囲の人達は、この「変わらない人」に久しぶりに出会う。
出会った後に、「この「変わらない人」は変わらないなっー」という印象を一部の周囲の人は持つ。
一方で、一部の周囲の人は「この「変わらない人」は変わったなっー」という再認識をする。
この周囲の人達の認識の差は一体何が原因なのだろうか?
結局、変わっていないのは、前者の周囲の人達の固定的な印象であって、この「変わらない人」は実は大きな変化を遂げていたということはよくあるのかもしれない。
前者の周囲の人達は「人は変わる」という前提に立って見る習慣がないのかもしれない。
この人は「変わらない人」だという「固定的な認識」を持つ、これが変化の敵。
何事も変わる。平家物語でも言われること。
一番遅れて変わるのが、前者の周囲の人達の固定的な印象。
そして、常に後追いになる。