生活必需品ではなく、嗜好品となった結婚?

新書「婚活時代」。「少愛化社会」が招いた現象ではと個人的には思う。「少愛化」とは、愛されたいという願望の方が相対的に増幅し、愛するという意志は相対的にそっちのけになってしまった状態。結局、愛されたいという願望は「〜してほしい」という言葉につながってしまう。それは、悪い方向にいけば、「〜してくれない」という言葉につながる。結局、肝心なところのまで、自分以外の誰かにゆだねてしまっているような気がする。英語で言えば、You love me, so I love you.とI love you so I want you to love me.の違い。別に良い悪いの話ではないのだけど。