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2日目にして手抜きです。
4月21日にインターフェイスという私もお世話になった海外大学院受験予備校から日本人のためのMBAベストスクールガイドという本が出版されます。
その中で私も今来ているビジネススクールについて執筆してます。ちなみに原稿料は5,000円と出版される本です。まだ受け取ってませんが30分で書いたのでおいしいバイトでした。
買うのも立ち読みするのも薦めているわけではありません。
なぜなら、以下、私の原稿分を掲載します。(ここが手抜きです)
まったく当たり障りのない文章にしてます。

(本文)
授業のほとんどがケースで行われるのが、アイヴィーのプログラムの最大の特徴と言えます。

1年目は、コア10科目に関して、月曜から金曜まで週5日間、午前中に1日3コマの授業(1コマ80分)をこなします。午後は、ラーニングチームでの勉強、その後は自習や宿題になります。チームによってその成果、集まる頻度は異なりますが、異なる国籍の人々との討議の仕方やそのプロセスを体験する点でプラスになります。

ケースメソッドということで、授業時間の多くがケースに関する生徒間での議論や発言で占められます。理論中心の習得に比べ、個人の問題意識の持ち方及び実務経験の有無によってその議論から学び取ることにばらつきがあるかもしれません。さらに授業中の発言での貢献が成績の約3割程度を占めるため、英語の聞き取り能力と話す能力の充実がかなり求められます。授業での発言が少ないと、教授から呼び出しをくらう生徒もいます。私もその一人でした。(笑)

1年目の試験はすべてオープンブック方式です(ノートや教科書持ち込み可)。4時間ケース試験やラーニングチームでの48時間レポート、シュミレーションなどが成績の対象となります。
1年生全員にメンターとして教授がつきます。勉強におけるさまざまな相談に乗ってもらえる心強い味方です。私のメンターの教授
からのアドバイスは、どんなに忙しくてもしっかり寝なさいというものでした。ウサギの目をして毎日4時間の議論についていくことができないからというものです。単純なアドバイスですが、ここアイヴィーでの勉強をこなしていく上では、最も大切なことです。 1年目は、自身の時間管理と勉強する能力の限界を試され、そしてストレッチされるような経験になりました。その分乗り切った時の自信が身につくのも確かです。

アイヴィーは世界で2番目にケースの産出量が多く、アジア関連のケースに関しては世界一になっています。自主的な取り組みとして、学生は特定の教授の指導の下、ケースを作成することができます。もちろん実際の授業で使用されたり、他のビジネススクールで販売されることを前提にしています。私も経験しており、結構骨の折れる地道な作業ではありますが、その分得るものが非常に多いのも確かです。

最後に、MBAとは言っても、時間的制約もあり、経営のすべてを学べるわけではないので、自分の興味と将来のキャリア志望に沿ったプログラム選択を行うことが大切かと思います。

明日は、The ApprenticeというTV番組について書く予定です。