「状態をマップしよう」

会社のホントの状態を知るために以下のことをやって見ましょう。

まず、一つの集団に集まってもらい、社内で起こっている現象を挙げてみましょう。
ここでいう現象は、それ自体をいじっても変わらないことです。
A氏は仕事のやる気がない。A氏自身をいじっても仕事のやる気は変わりません。

とにかく起こっていることを列挙します。

次に、その現象を生み出している根本原因を列挙します。
この原因は、正確には「原因と思われるもの」です。つまり仮説です。
一つの現象に対していくつもの原因が出てくることが多いです。

原因の原因をもっと列挙します。これが最初の原因から3つ経たところでストップします。

最後に原因同士で結びつくところがあれば結び付けます。

もう別の集団に、さっきの集団が挙げた現象だけを見せます。しかし原因はその集団に考えさせます。あとの手続きは同じです。

さて2つの大きなマップができるはずです。このずれが生じている部分があればそこをまず治すことが肝です。

最後の絶対鉄則ですが、マップの作成を仕切るのは必ず社外の人間でないといけません。

見えるはずです。きっと・・・が。