食のグローバリゼーションは嘘

無事日本へtouchdown。今回、初・上海のお客さんをアテンドしたためすべての食事を手配したのが骨が折れるところだった。事前に、地場料理×(高級・流行・庶民・小腹)で代表的な食事をローカル社員の脳みそと自分の記憶を辿りながら計画。そして想定「内」オプションとして「日本料理に近い」味の店は用意。結果6食をお客さんと共にしたが、3日目に食べた森ビルHSBC Towersにある中華版ラーメン(Wufang's Noodle Restaurant)を一番気に入っていた。腰のない麺ながら、スープは日本のものに近からず遠からず。前日と前々日に食べた上海料理はどうやねん?砂糖と醤油を多用するのが特徴だから、口に合わないことはないはずだが。地場料理は「見た目」はともかく、「クセのある臭み」を乗り越えてもらう事が必要になることが多い。食のグローバリゼーションは途轍もなく進んでいるように見えて、実は、味付けはローカル(日本)に完全に合わせていることが多い(使う油とか、臭みが完全に抜けた調味料を使うとかで)から、すでに日本で食べた「地場料理」と違うなんてことがままあった。いとおかし。