Start over in a perfect sky

「時代は面白い。そして人が難しい。」と日曜夜に会社に居たボス(家庭、大丈夫ですか?)。「それでも、後ろなんか見ている間に前へ進むしかないから、本を書こう」(?)。なんとも飛躍したロジック。その天才肌的説得術についに折れる。さてゼロベースでやり直し。
その後、為替と金利の動きで少し他のメンバーと話す。特に、円安圧力が根強い。NY市場でで117円台。円安というものがこの国の国力、国内生活、国民資産(月々貰っている給料など)にどのような意味合いがあるのかを大学の一般教養課程か高校の社会で教えてほしいものだという話に。円安は、つまるところ「この国の力(労働力も含めて)を評価しない」、「この国にはお金を預けたくない」という大集団の意思の表れ。実質購買力平価で資産(給与)が目減りしていること、こういう事に気付かせないで、国債や郵便貯金は元本割れしない、そして「株式は危ない」という、全くはずれの偏見を持たせてしまっている(教育しなければ偏見持つのもやむを得ないのかもしれない)。どんなに一生懸命稼いでも、この国で働いていると年間数%ずつ所有資産が目減りしていく(購買力平価での「元本割れ」が起こっている)ということをちゃんとどっかで教えてあげてほしい。