グローバルにチームアップできる人材の不足

90年代の人事部の先送り債務がデフォルトになってきた、と感じさせる顧客ニーズの打診が偶然か2件続く。話を聞いていて、即戦力求む!というのは、我が社は長期的に人材育成やってきませんでした、という告白にすぎない、のではと。直近の効果の見えない費用(グローバル人材の育成)を一律カットしたのが90年代。そのころ蒔いている種子は今頃になって萌芽してくるはずなのだが・・・。ボディブローのように効いてきている。いよいよ人がグローバル展開の成長の足かせになる。すると、安易な権限委譲が恐らく増えてくる。ただ、これは「権限委譲後をマネージメントするスキル」が足りないから、アウト・アウト経済圏に「地雷」を埋め込むことに繋がる。