仕事という矛盾

仕事という言葉は、自分の中ではいかようにも解釈できる。そこにつきまとうイメージは、金銭への対価、義務、権利、選択の自由、自己実現の手段、暇つぶし、ライフとのバランス、不安へバッファー、健康の証、人との出会いの場など。人によって仕事という言葉のもつ意味合いは全く異なる。そして、一人の人が持つ仕事の意味合い同士もまた矛盾に満ちている。矛盾し合うものが同じ「仕事」という一言に内包されている。それだけ仕事そのものは矛盾に満ちたもの。この言葉を発する時、ちゃんとどういう意味合いで言っているのか説明する必要がある、そんな言葉が仕事。